『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

SOSを出さないのは 53/100

2021年09月30日 | 手足を使う日々
何か自分が失敗して、
「大丈夫?」と声をかけてもらった時。
何も考えず反射的に
「大丈夫です」というクセがあります。

人に迷惑をかけてはいけない。
甘えてはいけない。
そういう思い込みが刷り込まれているので、
なかなか「無理そうなので助けて欲しい」とは言えません。

それに「大丈夫」って頑張れば、
ギリギリでどうにかしのげたことも多い。

でも考えてみたら、「大丈夫です」と言うことで、
せっかく「助けるよ」と言ってくれているのに、
結果的に「アナタの助けは要りません」と、
差し出された手を拒否していることと同じだな~と。

逆だったら、はがゆいんだけど。

明らかに無理なのが見えているから、
手伝ってあげたいけど、
自分でやろうとしているのに手伝うのも、
大きなお世話だしプライドが傷つくかも。
でも、放置してもできないでしょ? とかね。

で、最近、
私、大失敗したのです。

その時も、助けて欲しいのに
「大丈夫です」って言っちゃって。
明らかに大丈夫じゃない。
脳みそフリーズ。すっごい焦ってる。
このままだともっと大勢に迷惑をかける。

でも仕方ない。出来る範囲で、
できるだけ端折って、スピードアップし、
1分でも予定の時間に近づけたいと思って、
猛スピードで雑な仕事をしていた。

でも、明らかに
いつものグレードは担保できないし、
間に合わないな、というのが見えた時。
「お疲れ様~」という声と共に救いの手が登場。

え、うそ、なんで?? マジでっ???

「きっと大変だろうな、と思って」と
笑顔で手を差し伸べてくれる救いの神。
上司が来てくれたのでした。

この人は、仕事に責任を持っていたけど、
私は、「大丈夫」っていい恰好することで、
自分の保身をしていたんだな、と気づきました。

迷惑でも恰好悪くても、
SOSでも何でも出しまくって、
仕事に必要なグレードを担保するのが、
私の責任だったのに、間違えた。

しばらく落ち込むわ…。
そして、これは落ち込んでいい案件だわ。

復活する頃には、
反射的に「大丈夫」と言うんじゃなくて
みっともなくても、SOSを出して助けてもらってでも、
きっちり仕事できる可能性を探ろう、って、
自分の思考回路を上書き保存しておきたいな。


▼本日のフォルメン 53/100

いろんな「絞める」「解放する」を味わう。
いったん締めたものを別の方向にほどくのは難しけど、
いったん動きに寄り添ってから動くと、
どの方向にだって動ける。

まずは一度沿うこと。
それだけで、
あさっての方向も、調和したひとつになれる。

※「何コレ?おもしろそー」という方は、
コチラをどうぞ。
私にとっては、
心を整えるヨガであり、瞑想の時間です。



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