『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

親子モノは自動的に泣ける

2022年03月29日 | 考える日々
ドラマでも小説でも歌でも、
親子愛情物語は、もはや自動的に泣ける。
ドラマでそんなシーンがあると、
私の安っぽい涙を見て、子どもが、
「え?? どこに泣ける要素が?」って笑ってる。

自分が受けてきた愛情は、
年齢を重ねるにつれて、
複利計算ですっごい増えている。
きっと、逆もまたしかり、なんだろうな。

どんな環境で育ててもらうにしろ、
世に送り出してもらうまでの期間って、
たった18年やそこら。
だけど、一生モノ。

私は、もらった分を次に送るどころか、
いまだにもらってばっかりだ。
いつまで経っても、返せるとは思えない。
もはや、返すタイミングを失ったものも多々。
数え出したら、きりがない。

返しそびれたものは、
今さらどうやって返したらいいのかな。
返せない分、どこか次に送っていくことで、
帳尻が合うと思いたい。
…どうかな。わかんないけど。

あ、それより、
まっとうな大人になって、
まともな老人になっていくこと、かな?
それが、注がれた愛情の目的だから。

ん? 愛情に目的なんかないか。
でも、私らしく幸せに生きて行くことは、
間違いなく、望んでくれた。

ならば、
もっともっと自分になっていこう。
そして、もっともっと幸せになっていこう。
手の届く範囲で、周りの人と一緒に。


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