『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

チームビルディングを意識したフォルメン

2021年12月08日 | フォルメン
とある組織で、フォルメンをした。
人数は8人、許された時間は30分だけ。
短いわ~~。

これまで、自己認識としてのフォルメンは、
何度か人と一緒にやってみたことがあるけど、
今回は、どう考えてもチームビルディングがいい。
30分で何が出来るかなぁ~。

自分に向き合って、お互いの話を聞いていたら、
いつの間にか1時間くらい経っちゃう事が多かった。
急ぎたくないんだよな~。
しかし、今回許されたのは30分だけ。

あれこれコンパクトにしながら、
フォルメンという手段を使って、
そのチームにとって暖めた方がいいことや、
それぞれの人にとって大切なことを組み込んで…。

なーんてことを、
この1週間くらい、頭の中に置いて、
寝たり起きたり暮らしたりしていたら、
ある日の寝起きに、イメージが浮かんだ。

「これこれ!」と、ピンと来て、
その形を何度か動いてみた。
川の中の小石の間を動く魚のイメージから、
線分図のイメージ、クロスのイメージまで。
(って言葉で書いてもわかんないよね)

そしたらまさに、
チームで動くことを可視化(おおげさだけど)して、
その場で日々起こることへのそれぞれの思いを
意識できそうな形だったのよ!

カミサマ、ありがとう!

チームとして動くこと、
相手に気持ちを伝える時、受け止める時、
伝えやすい、伝えにくい、
どの人と近づきたい、どの人は距離を感じる、
…なんてのも、密かに感じてたんじゃないかな。

ゆっくり包み込むように動くこと、
迷いなく最短距離を動くこと。
日々のリズムの大切さ、
都合の悪い存在をどう包んでいくか。

リズムが崩れた時、
いったん、ぐちゃぐちゃに乱れるんだけど、
その時こそ、何かに意識的になれる。

外に目標物があれば、そこをたどって動けるけど、
ない時、自分はどうしているのか。
自分の中で目標物を意識してふさわしく動くのか、
それとも、
無秩序でも何でも、感情のまま動く心地良さを望むのか。

画面の上では
逸脱した点の包み方も、
目標物のない場合の動き方も、
本当に人それぞれだった。

あまりにも違うので、
1人ひとりに聞いてみたら、
それぞれ意識的に言葉にしてくださって、
聞かせてもらった私にはすごくおもしろかった。
それぞれの内面に光を当ててくださった時間。

クレヨンの動きに
その時の自分の心の状態みたいなのが現れるとしたら、
いつもチームとして動いている人たちの
お互いの個性が、少し見えた気がする。

それがいいとか悪いとかいう話ではなくて、
そういうメンバーで構成されたチームで、
チームとしてより良く機能したいと思った時、
自分はどうしたいのか。

誰と誰のどことどこが合うとか合わないとかは、
どんな組織にでも(何なら夫婦にでも)あるにしろ、
その快不快のまま反応することもできるし、
意識して変えて行くこともできる。

流れる水のように、
自分に出来る事を、淡々とやり続けることで、
時間をかけてゆっくり変化することもできるし、
火山のように、爆発してあちこち壊し、
自分も火傷を負いながら、一瞬で変えることもできる。
…望んだ形に変わるかは賭けだけど。

日々の仕事の中では、
自分をそのまま出すのがふさわしくない場合もあるけど、
紙の上の架空の世界なら、
気質も感情も動きの癖も、安心して出せる。
自分が動いた軌跡を見てのシミュレーション、でもあるな。




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