
毎年恒例の、山の辺の道散歩。
100円玉をいっぱい握りしめ、
道端に無人で並べている、
柿とか野菜とかを買いながら歩く。
もちろん、買って帰るものばかりじゃなくて、
干した柿とか、みかんとか、
こんにゃくの田楽とかを食べ歩きながら、
一日、山の中の散歩道をぶらぶら歩く。
う~ん、いろんな事がどうでも良くなるくらい、
開放的な気分になれるわ。
山の景色の中の、曲線のあぜみち。
色とりどりの葉っぱや花のみち。
1000年も2000年も前の人も歩いたであろう道。
時々、下手な俳句や短歌モドキを詠みながら。
今年は、いつものこんにゃく屋さんが営業してなくて、
ガッカリもしたし、
熟しすぎてトロトロの柿を気づかずに買って、
袋の中で重みでいくつか潰れてしまうなど、
いろんなハプニングがありました。
それにもめげず、柿を山盛り買ってきて、
スライスした干し柿を仕込みました。

今年は、途中で潰れてしまったのもあって、
いつもより少なく、
それでも20個以上は買ってきた柿を、
剥く人、スライスする人、種を採る人。
役割分担して、サクサクやっつけていきます。
給食センターみたいになってますが、
こーゆーのはその日の勢いで、
みんなでやってしまうのがコツ。
おいしく干しあがった時も
自分で作った感があっていいよね。
毎年恒例のこういう楽しみって、
季節が感じられていいよなぁ。
これをしないと、冬を迎えられない!
他の季節もあるかな? こういう行事モノ。
味噌づくりをしないと、春を迎えられない!
夏を迎えるのは、さくらんぼ狩り!
秋を迎えるのは…夏バテしてる間だから何もない(^^;)。
干し柿も大好きです。
100円玉をいっぱい握りしめて、
山の辺道散歩に
私もご一緒したい気分になりました。
スライスした干し柿、おいしく出来上がった事でしょうね。