onewaytrip〜 season4〜

ライブ、リハ、酒、料理、映画、漫画、などなど加筆、修正たまにあり〼

本田毅「Effectric Guitar Bandstyle 2020」@代官山SPACE ODD。

2020-09-12 23:31:00 | 本田毅




ライブ当日。
ミスト状の雨が気持ちいい朝ウォーキング。段々強くなり激しい雨が俺を洗いだしたので中断。

何故か昨夜はしばらく会ってない友人たちが何人か夢に出てきた。「おー久しぶり!」なんて楽しく語らった。

REDЯUMで活動が活発になったのが1996年くらい。その頃は同世代の所謂バンドブームで上京してきた1972-1974産まれくらいのミュージシャンが東京にはたくさんいて毎週切磋琢磨しながら刺激的な日々だった。

でも近年家庭の事情やそれぞれが田舎に帰ったり音楽活動を辞めたりして周りには同世代がほとんどいなくなってなんだか淋しい。
辞めた人たちを背負う気持ちなんてさらさらないが今もこうやって求められて叩けている事を改めて考える。
引けない、自分のカッコいいと思うドラムを叩こうと考える朝。






代官山SPACE ODD。
この公演が決まってから下見も兼ねてLillies and Remainsのワンマンを観に来たが何故その時「SPACE ODDITY」と気づかなかったんだ。ボウイファン失格だね。

到着するとマニュピレーター兼ステージ大井さんによるドラムセッティングは完璧。
あとはやるだけだ。




リハが始まる。
気負わずリラックスして楽しんで演奏する
なんて思うのは簡単。
心と身体は別々よ。

四日間の事前リハでも間違えたことないような「なんで???」みたいなミスを連発。
一回考え始めると細かい事が頭から離れない。
それでもなんとか立て直してリハ終了。






いよいよ本番。
SEが鳴ってステージに上がればそこからはもう駆け抜けるように時間が流れる。

とにかく余計なことは考えず集中して叩くのみ。
本田さんを支えるべくリズムを刻みながらケニーさんの大蛇のようにぶっとくウネるベースを聴きながら前回大阪とはまた違った幸福感があった。
そして何よりも本田さんとファンの皆さんの雰囲気がとても良く毎度(まだ三回目だが)あたたかい気持ちになるし、皆さんの楽しむ姿をステージ上から観ながら叩いているとちょっと込み上げるものもあった。

あっという間に終わったような感覚。
愛しさと切なさと悔しさと喜びと。
疲労感、開放感、安堵感。
いろいろな感情が頭を駆け巡る。

終演後楽屋に現れたLoftグループ椎名さん。
昔から要所要所で俺のステージを見届けてくれる。
でも多くを語るわけでもなく打ち上げに参加するわけでもなくましてや個人的な連絡先も知らないが「椎名さんには観てほしいな」と思った時のライブにはだいたい予告もなく現れる。
いつも感謝です。





阿波おどり後輩遠藤も初めての本田さんのライブにえらく感動していた。
そして仕事でどうしても間に合わなかったんだけど終演後会場入り口まで「お疲れ様!」と差し入れワインを片手に駆けつけてくれたM・O・Gさんありがとう。嬉しかったよ。


さて!胃液吐くまで呑みますかー!
って言うのは簡単。
胃液吐くまで呑めるはずない。 








楽屋で乾杯。
缶麦酒を2本だけ呑んで帰宅。
冷たい牛乳を立て続けにガブ飲みして今回の2本のライブを締めくくった。

ありがとうございました。