"長く続けること"は確かにカッコいいけどさ
"世界中の曲を俺のドラムで叩きたい!"とは思わないのか?というとてもストリートな質問をされて言葉に詰まる。
確かに若い頃抱いた野望はどこへやら。
尖っていた角もすっかりとれてしまいまんまるの球体になってしまった。
その若い頃、バンドブーム真っ盛りで福岡から集団上京してきた仲間たちもとうの昔に田舎に帰ってしまって今だに続けているのは俺しかいない。思えば自分の中での何%かは意地で形成されているかもしれない。自分の意地の悪いところではあるが夢を捨てて早々に帰ってしまったらやつらを見返してやる、という意地。
今はもうなんとも思ってないが当時はやはりその気持ちが強く彼らを軽蔑もしたし、絶対に俺は踏ん張って続けてやると心に誓った。
そして言葉に詰まったまま投げかけられたストリートな問いには答えられないままでいた。
本日更新された大江慎也blogでの一文。
日々もがいて足掻いて叩いているからこういう言葉をかけてもらえて冥利に尽きる。
泣けるね。
まだまだ頑張ろう。
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