【知っておきたい】
投資信託の「目論見書」には一体何が書かれているの?
Woman Money
2016年3月13日 18時00分
(2016年3月17日 10時53分 更新)
https://pixta.jp
『Woman Money』の過去記事
『あなたにピッタリな投資信託を選ぶ3つの方法』では、
投資の対象・運用方針・分配金の有無から、
あなたに合う投資信託を選ぶようオススメしました。
今回は、本当にあなたの希望と
マッチしている投資信託かどうか見極めるため、
目論見書に何が書かれているのかをお伝えいたします。
■どんな運用を目指しているか
投資信託では、私たち投資家が
預けるお金を運用してくれるプロの人がいます。
その人がどういった運用を目指し、
どのような商品に投資しているのかは
まさに十人十色。大きく分けると、
インカムゲインを求めているのか、
キャピタルゲインを求めているのかに分類されます。
インカムゲインは債権などからの配当収入のことを指しています。
「安定した収益を目指して運用を行います」と書かれていれば、
インカムゲインを求めていると言えるでしょう。
また「成長株を中心に投資し、
積極的に値上がり益を確保する運用を行います」
と書かれていればキャピタルゲインを求めていると言えます。
■リスクや手数料について
金利や為替変動、株価変動のリスクをはじめ、
流動性リスクや信用リスクについて書かれています。
株式型の投資信託であれば、
株価変動リスクが基準価額
(1口あたりの投資信託の値段)
に大きな影響を与えます。
流動性リスクとは、新興国や小型株において
よく見られるリスクで、
想定した価格で株式を売買することが出来なかった場合に
発生するものです。…
そして信用リスクとは、投資した企業の株価が大きく下落し、
その結果、基準価額に影響を与えるリスクのことです。
また、ファンドの購入単位や、購入時の手数料、
信託報酬や税金についても書かれています。
■運用実績
基準価額をはじめ、純資産総額(私たち投資家から集めた資金の総額)、
分配金などの推移が書かれています。他にも、
期首の基準価額と期末の基準価額からどの程度増減したかを示す
年間収益率がグラフで記載されています。
いかがでしたか?
目論見書をしっかりと読みこなすのは
難しいかもしれませんが、
投資信託をを販売しているところのWEBサイトで
気軽に確認できるので、投資信託を買いたい場合には、
是非一度目を通してみてくださいね。
(鍛治田祐子)
【画像】:※ kou / PIXTA(ピクスタ)
http://www.excite.co.jp/News/market/20160313/MamasMoney_88402.html
投資信託の「目論見書」には一体何が書かれているの?
Woman Money
2016年3月13日 18時00分
(2016年3月17日 10時53分 更新)
https://pixta.jp
『Woman Money』の過去記事
『あなたにピッタリな投資信託を選ぶ3つの方法』では、
投資の対象・運用方針・分配金の有無から、
あなたに合う投資信託を選ぶようオススメしました。
今回は、本当にあなたの希望と
マッチしている投資信託かどうか見極めるため、
目論見書に何が書かれているのかをお伝えいたします。
■どんな運用を目指しているか
投資信託では、私たち投資家が
預けるお金を運用してくれるプロの人がいます。
その人がどういった運用を目指し、
どのような商品に投資しているのかは
まさに十人十色。大きく分けると、
インカムゲインを求めているのか、
キャピタルゲインを求めているのかに分類されます。
インカムゲインは債権などからの配当収入のことを指しています。
「安定した収益を目指して運用を行います」と書かれていれば、
インカムゲインを求めていると言えるでしょう。
また「成長株を中心に投資し、
積極的に値上がり益を確保する運用を行います」
と書かれていればキャピタルゲインを求めていると言えます。
■リスクや手数料について
金利や為替変動、株価変動のリスクをはじめ、
流動性リスクや信用リスクについて書かれています。
株式型の投資信託であれば、
株価変動リスクが基準価額
(1口あたりの投資信託の値段)
に大きな影響を与えます。
流動性リスクとは、新興国や小型株において
よく見られるリスクで、
想定した価格で株式を売買することが出来なかった場合に
発生するものです。…
そして信用リスクとは、投資した企業の株価が大きく下落し、
その結果、基準価額に影響を与えるリスクのことです。
また、ファンドの購入単位や、購入時の手数料、
信託報酬や税金についても書かれています。
■運用実績
基準価額をはじめ、純資産総額(私たち投資家から集めた資金の総額)、
分配金などの推移が書かれています。他にも、
期首の基準価額と期末の基準価額からどの程度増減したかを示す
年間収益率がグラフで記載されています。
いかがでしたか?
目論見書をしっかりと読みこなすのは
難しいかもしれませんが、
投資信託をを販売しているところのWEBサイトで
気軽に確認できるので、投資信託を買いたい場合には、
是非一度目を通してみてくださいね。
(鍛治田祐子)
【画像】:※ kou / PIXTA(ピクスタ)
http://www.excite.co.jp/News/market/20160313/MamasMoney_88402.html