昨日はわが町御嵩町の産業祭の最終日でした。高校生のブラスバンドも良かったし、高校生たちが修了後、一生懸命に後片付けを手伝ってくれたのもうれしかった。この町にも、徐々に日本の伝統的精神文化の花が開いてきているように感じさせていただいた。
また、昨日のNHK杯フィギュアの高橋大輔選手の演技は、圧巻でしたね。終了後のNHK番組の中で、キャスターの「4年後のソチの主役は自分だ?」という質問に対し、謙虚に×を出し、自分に続く選手の出現を願っていた。
また、15歳の日本人選手が女子で3位、男子で4位を占め、男子6位も日本人選手なんて、他の国ではありえないですね。みんながきらきら輝いているのが、とても新鮮でした。そんな中で、浅田選手のための…ともいえるルール変更ながら、8位に沈んでしまったのは、如何にも残念に感じられました。でも、彼女もきっと今シーズン中に盛り返してくれるでしょうから、それに期待しましょう。
日本で仏教文化が大成されたと評する人もいます。日本にはもともと敗者をも尊ぶという精神が根付いています。日本には八百万の神々が存在しています。徹底的に敗者を傷めつけるのではなく、怨霊鎮魂という形で神として崇める。多くの神々はそうして出来上がったのだと云われています。そういう日本古来の謙虚さを仏教は取り入れながら、発展してきたのではないかと思います。
我々のような周りに面倒をかけながら生きながらえている者は、謙虚にこうした未来ある人たちの出現を喜び、微力をつくしてこういう人たちを支えて行こうではありませんか…
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