死にゃあよかったね？！

なんで、生きてんだ、バカだな私。
みじめで、悲しくて、一人ぼっちなうえに、病気がち。

初めて、一人で生きてみて、もう世の中信じられないことばかり。
首つり自殺は、失敗で、薬もなんだか、やりきれない。

不細工で、醜くて、朝鮮人にバカにされ、日本人なのに、
死んでも、恨んでやる。
呪ってやる。

毎日、わら人形に、五寸釘打ちつけて、
死んでほしいと、願うは、あなたのこと。

なんで、私より、しあわせにいきてんの？！

うそつきで、人殺しの、あなた、はやく、死んでくれ？！

差別と、貧困と、同和と、在日。

私の街は、すべてのことについて、日本一すごい街。
差別しあい、憎しみ合い、恨みあい、この町で人を嫌いになった。

お互いに、協力し合うのではなく、貧乏人は、金持ちからバカにされ、
朝鮮人は、日本人をののしり、嫌う。

そんな街で、生まれたわけではないが、その町に今は慣れた。
バカにするのが、得意な隣の老人は、日本語が知らないらしく、たまに赤い字で名前を書く。

たぶん、そんな常識など知らないから、仕方のないことだが、教えるのは怖すぎて言えない。
もし、なんか言おうものなら、何をされるかわからない人々だから。

在日のおおいまちで、気を付けることは、かかわらない、知らないふり。
それから、目を合わせない、余計なことは言わない、バカになる。

だから、私は今の街で、死ぬまで生きるなんて、いやだと感じている。

思いやりなど、みじんもない連中がそばにいる。
だから、私は、今でも、バカのままでいいと感じている。

バカにするならしろ？！

お前たちのほうが、どんなに●●か、私は知っているのだ！！