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もんく [とある南端港街の住人になった人]

あらゆる人生訓はつまり、人生は切断できると言っている

下の画像は「人生観が変わるインドのことばと絶景」の中の1ページ。この本、メルカリで売ろうかと考えているが、もう少し置いておこうかとも思う。



このような教訓をたれる本は世の中に山ほどある。そういえばこれなども有名。
有名過ぎて同種の書籍や言葉を読むとここから取っているなとわかるようなのがたくさんある。思想的なのはパテントが無いせいだろうか?

最初のインドの言葉もそうだが、こうした教訓の言葉にはある共通点がある。それは何かというと、人は自らそうしようと思えば「昨日と今日を切断してしまえる」と教えていることだ。

どういうわけか人間というものは「ああなればこうなる」式の帰納的な考え方をよくする。そしてそれがあたかも当然であるかのように考えて、いや、考えてというよりも反射的にそれが唯一正しいものだと思い込む。そこに上記のような人生訓が出てきて一言垂れる。

「それ、違うよ」

「ああなればこうなる」ってのは自分で勝手に思ってるだけでしょ。それはリンゴが木から落ちるって感じの動かせない法則じゃないんだよ。自分がその方が楽だからそうなっているだけさ。ああなっても自分でこう「しない」って決めさえすればこうはならないのさ。

ってわけ。だから別に悩むことなんて何も無いのだと言う。それが人間に与えられた「自由」という権利を行使することなのだと。
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