もんく [とある南端港街の住人になった人]

初仕事.....かな?

今日は始めてちゃんとした仕事が入った。
偽造名刺を使うチャンスだ。

やって初めて分かることがあるものだと思う。それは仕事に入ってから自分がここにいる意味、この給料をもらえる意味がやっと本当にわかった気がしたと言うことだ。多分上司も、帰りがけのあの笑顔から察するに、手ごたえを感じていたのだろうと思う。

今はまだ目に見えてわかるほど大きな成功ではないけれども、これを積み重ねていくことできっと得られるものがあるだろうと感じる。そしてこんな方法で今まで生きてきた(少し大げさ)事がこの場所ではプラスになるだろうと少しだけ思えた。人生に無駄なことは無いように言う人がいるけれども、全くの偶然で行き当たりばったりに見えるこれまで生きてきた時間がこうして役に立つものなのかと思うと、確かにそうなのかも知れないと感じてくる。

もっとも死ぬまで何が起こるかわからないけれどね。
先の見えない不確実も何だか悪くない。



昨夜「ドリアングレイの肖像」を読み終わった。話が進むにつれてそうならなければ良いのにと思わせる展開にどんどんはまっていってしまう。これはきっと最後に実は途中から夢だったんだよ、と安堵させてくれるかと期待していたがそうはならず。お話は面白いのだからもう少し何とかほっとさせてくれよ、オスカー。ワイルド!
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