Orange Park

好きなものの、あんなこと、こんなこと♪

有川さん、雫井さん

2009-06-28 | 
図書館戦争シリーズを堪能してからどっぷり有川さんに嵌る私。
難しく考えなくとも読めるから(^_^;
これは海堂さん以来の嵌り方だな
読んでいて辛くなくて楽しくて…胸キュン(死語か?)でございます
ラブストーリーと言うほど堅苦しくなくまさにラブコメで「むふっ」「でへへっ」「にや~」って顔で読めます!
少女マンガで育った私にはまるでコミック本を読んでいる気にさせてくれて、むしむしでじとじとの毎日に栄養補給のサプリメントになっている


     

【ラブコメ今昔】  
乙女だっておっさんだってオタクだって人妻だって、恋がなければ生きてゆけない。ベタ甘ラブに耐性のない方お断り(もしくはこの機会に溺れてみる?)。の最強短編集
突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫るのは、「奥様のナレソメ」。双方一歩もひかない攻防戦の行方は?(『ラブコメ今昔』)。出張中新幹線の中で釣り上げた、超かわいい年下の彼は自衛官。遠距離も恋する二人にはトキメキの促進剤。けれど…(『軍事とオタクと彼』)。「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、仕事先で出会ったいい感じの女子。だが現場はトラブル続きで…(『広報官、走る!』)。旦那がかっこいいのはいいことだ。旦那がモテるのもまあまあ赦せる。しかし今度ばかりは洒落にならない事態が(『青い衝撃』)。よりによって上官の愛娘と恋に落ちてしまった俺。彼女への思いは真剣なのに、最後の一歩が踏み出せない(『秘め事』)。「ラブコメ今昔」では攻めに回った元気自衛官、千尋ちゃんも自分の恋はいっこうにままならず…(『ダンディ・ライオン―またはラブコメ今昔イマドキ編』)。


自衛隊がらみの内容でまったく知らない世界の描写も楽しめた♪
どうやらコレは第二弾らしく「クジラの彼」ってのを只今、図書館予約中。
彼女の作品はほぼ予約しないと読めないのが残念だわ

【レインツリーの国】
きっかけは「忘れられない本」そこから始まったメールの交換。あなたを想う。心が揺れる。でも、会うことはできません。ごめんなさい。かたくなに会うのを拒む彼女には、ある理由があった―。

これは図書館シリーズ(図書館内乱)のストーリーの中で出てくる鍵となる架空の本が現物となって発刊。
シリーズモノとリンクされているのでそれを踏まえて読むとなんとも切ないのである。
主人公の男性の関西弁がなんとも心地良くて、意表をつくような展開ではないけど静かで優しい物語になってます


とはまったく対照的な内容で思わず「怖いよぉ」とつぶやきそうになった雫井さん


【犯罪小説家】
新進作家、待居涼司の出世作「凍て鶴」に映画化の話が持ち上がった。監督に抜擢された人気脚本家の小野川充は「凍て鶴」に並々ならぬ興味を示し、この作品のヒロインには、かつて伝説的な自殺系サイト「落花の会」を運営していた木ノ瀬蓮美の影響が見られると、奇抜な持論を展開する。待居の戸惑いをよそに、さらに彼は、そのサイトに残された謎の解明が映画化のために必要だと言い、待居を自分のペースに引き込もうとしていく。そんな小野川に、待居は不気味さを感じ始め――。全篇に充ちた不穏な空気。好奇心と恐怖が交錯する傑作心理サスペンス!

なかなかページが進まなかったなぁ、雫井さんの本も好きだけどコレはちょっと…読んでいて暗くなったもんな。登場人物の脚本家の不気味なテンションの高さについていけなくて辛かった。

うん、次作に期待しよう!



。。。ってな感じで対照的な本を楽しみました。



結局、youtubeで図書館戦争アニメを毎日深夜に見て、コミック本も例の場所で購入してしまった
で、毎日の暑さも加わり寝不足はまったく解消されていない現実