土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。
この春4月からは、消費税が現行の5%から8%へ上昇します。
そして更に来年度の経済状況を見て、更に10%の税率へあげるかどうかの検討をするそうです。
消費増税が決まる前には、大幅な駆け込み重要が見込まれますから、
庶民はこう言われると、駆け込み重要をして、その時点での経済状況における、
名目的な上昇に手を貸してしまうか、それとも、将来の増税を懸念して、経済の防衛体制、
つまり、買い控えや設備投資の自粛をするようになります。
どちらも健全な経済ではなく、政府主導の、社会的な一時的な経済です。
病気の治療で喩えるならば、貧血を治療するのに、食事や出血への根治治療ではなく、
あくまで今の、身体の循環血液量を一時的に増やすための、大量輸液みたいな経済施策ですね。
まぁ我々国民には、日本の大きな経済などはピンと来ないところがありますので、
税制の抜本的改革・・・であるとか、財政と社会福祉の云々・・・のように、
政府に大きなスローガンを掲げられると、「ああ、そうなのかな。」と思ってしまうところがあります。
ですから今回は思い切って、個々人の経済で、この消費税の本質に迫って見たいと思います。
ひょっとしたら、この記事を読んだ皆さんは、怒り狂って発狂するかも知れませんが悪しからず。
(笑)
たとえば、あなたの手取りのお給料が、月20万円だったとします。
そしてあなたはその20万円を、月の終わりには、全部使い果たしてしまったとします。
よくあることです。(笑)
私なども、いつもこういう経済です。(爆笑)
さて読者の皆様に質問です。
あなたは今月、いくらお買い物をしましたか?
20万円使ったから、20万円の代物を買った・・・と思います・・・よねぇ。(笑)
しかし答えは違います。
正解は今現在(2014年1月22日)ならば・・・、19万円です。
20万円使ったあなたは、月の合計では、19万円のお買い物しかできてはいません。
なぜならば、現在の消費税分5%があるからです。
20万円の内、5%の1万円は、税金として政府に支払っているのです。
つまり何が言いたいかと申しますと、
5%の消費税が日本になければ、あなたは今月、あと1万円使うことができた・・・ということです。
ねぇ、腹が立ってきましたか? (笑)
それはそうでしょう。
毎月我々庶民は、月末思うことは、「あああと1万円あればなぁ。」ですからね。
なぜわかるかと申しますと、いつも私はそう思っているからです。(爆笑)
そうなのです。
5%の消費税が8%になれば、20万円のお給料の方ならば、
月18万4000円しか使うことができないですし、これが10%消費税ならば、
月18万円しか使えなくなる・・・ということなのです。
これでは・・・経済成長は無理ですよね。
なぜならば、お金が使えないからです。
さすれば、我々が買い支えて生活していらっしゃるご近所お店の売り上げも、
通信販売の会社の売り上げも、当然落ちますよね。
結果、誰も税金を多く払うだけ、儲かった方が少なくなるということです。
その当然の結果、政府や自治体に入る、税金収入も減るのです。
日本国民の皆様、どうやら今の日本政府には、この根本的な、
個々人の経済が、大きな国家の経済とリンクしているわからないようです。
そろそろ政府を代えましょう。
江戸幕府が滅んでも、日本国家は滅びませんでした。
むしろ江戸幕府を守っていたら、日本国家が滅んでいたかも知れません。
日本国民を豊かにしない限り、国家の健全な発展はないのです。
この根本的な原則を、ちゃんと理解している政府にそろそろ代えないとヤバイです。