ひとつ、ふたつ…あとはタクサ~ン
私の関係している掲示板で、次のような話題(以下の《 》内)が持ち上がった。
《石原慎太郎が仏語で数字の「91」は4っつの20と11と表現すると言っていた。仏語を全く解さない者が聞くとホンマカイナと思う。》
フランス語の知識もなく、数詞に関する知識もないが、世界には“1”と“2”しか数詞を持たない部族がいるということを聞いたことがある。じゃあ、“3”以降はどうなるのか? ご心配はご無用!
「1、2…あとはタクサ~ン」というのだそうだ。そういう国に生まれていれば、微分・積分であんなに苦しまなくても済んだろうに…
「また出鱈目を扱(こ)いている」などと陰口を叩く方が必ずやいるだろうから、証拠だけ挙げておく。
★証拠
《数え方と数詞》
手首・肩・耳のような体の一部分、手足の指、小石などの具体物と、羊、犬、牛など数えられるものとの間に「1対1対応」をつけて数の大小を比較しているうちに、具体物を捨象して数概念が抽象化されたことはほぼ確かである。
しかし、このすばらしい過程を乗り越えるには何万年という歳月を必要とした。ことに3以上の抽象化は困難な過程であったらしい。
現在でも、たとえば1と2しか数詞を持たなくて、3以上は「たくさん」という未開民族が残っているし、英語でも thrice は「3度」と「何度でも」の二つの意味があり、フランス語の trois(3)と tres (非常に)は同じ語根から出たものと考えられ、日本語の「3つ」と「満つ」を関係づける学者もいる。(以下略)
★世界の言語の数体系
★数詞のアニメ ←楽しいよ!
2005-07-18
面白ブログが盛りだくさん「BLOG! TOWON」
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《石原慎太郎が仏語で数字の「91」は4っつの20と11と表現すると言っていた。仏語を全く解さない者が聞くとホンマカイナと思う。》
フランス語の知識もなく、数詞に関する知識もないが、世界には“1”と“2”しか数詞を持たない部族がいるということを聞いたことがある。じゃあ、“3”以降はどうなるのか? ご心配はご無用!
「1、2…あとはタクサ~ン」というのだそうだ。そういう国に生まれていれば、微分・積分であんなに苦しまなくても済んだろうに…
「また出鱈目を扱(こ)いている」などと陰口を叩く方が必ずやいるだろうから、証拠だけ挙げておく。
★証拠
《数え方と数詞》
手首・肩・耳のような体の一部分、手足の指、小石などの具体物と、羊、犬、牛など数えられるものとの間に「1対1対応」をつけて数の大小を比較しているうちに、具体物を捨象して数概念が抽象化されたことはほぼ確かである。
しかし、このすばらしい過程を乗り越えるには何万年という歳月を必要とした。ことに3以上の抽象化は困難な過程であったらしい。
現在でも、たとえば1と2しか数詞を持たなくて、3以上は「たくさん」という未開民族が残っているし、英語でも thrice は「3度」と「何度でも」の二つの意味があり、フランス語の trois(3)と tres (非常に)は同じ語根から出たものと考えられ、日本語の「3つ」と「満つ」を関係づける学者もいる。(以下略)
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2005-07-18
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