惜春の候

　気がつけば冬枯れの木々が芽吹き
もう新緑が深まる季節になっていた



昨夜は息継ぎを忘れるくらいに
針仕事を楽しんだ

夜の針仕事は昼に比べると捗らず疲れやすい
おまけに完成度も若干低い
本当のことだけど
そんな理由をつけて針を置いた

それとも、いっそのこと
ゆく春を惜しんで夜明けを待とうか
そんなことも頭をかすめた

少し横になるつもりが
そのままだらしなく朝まで寝てしまいました（笑）