こんにちは、田中正巳です。
突然シャーシャー蝉が鳴き始め、夏らしい暑さがやって
来ました。北九州ではあの大雨の合間、35度を超える様な
酷暑が重なり、本当に大変な状況だと思います。心より
お見舞い申し上げます。
実はこの6月、今回大きな被害を受けた日田市や南・北阿蘇
あたりを訪れ、豊かな自然や美味しい食べ物を存分に満喫
してきたばかりです。普段穏やかな表情を見せていた山肌や
川の流れが一変して荒れ狂った様相を呈すのを見るにつけ、
自然も人間同様感情を持った生き物なのだとの思いが
募ってきます。
自分の心の中にも、常は穏やかでありたいとの思いが強く
あるはずなのに、何かの拍子で荒ぶる瞬間がよくあります。
「モノ」や「情報」との関わり、更には多面に亘る
「人間関係」が昔に比べ格段に増した今、それらの中から
自分にとって本当に必要なものとそうでないものとの選択
に戸迷い、惑わされている内についつい身近で起きる些細な
事で荒ぶっていないでしょうか。
(本当に怒りを向けるべき事・物が自分にとって複雑
すぎたり、大きすぎたりしてまともに向き合えなくなって
しまっているかも)
このところ日本で(世界も)起きる大自然の“荒ぶり”を
私達はどう乗り切っていきましょうか?