こんにちは。田中です。
先日、静岡県の島田市川根町笹間に行ってきました。
川根町は、昔から銘茶の産地として有名です。
特に笹間という地区は、朝もやが立ち込め易く、コクのある美味しいお茶が収穫できます。
訪れた目的は、おいしいお茶を、、という訳ではなく陶芸家の道川省三さんを訪ねることでした。
(道川氏についての詳細は→http://www.shozo-michikawa.com/)
本当は前日まで開催されていたイベントにお招きいただいたのですが、
あいにく都合がつかず、翌日の訪問になりました。
道川さんは、何年も前からこの笹間の町と関わりを持ち、国際的な陶芸フェスティバルや
若手の陶芸家・愛好家とのワークショップを開いたりされています。
そして400人ほどの町の人たちの多くの賛同を得ながら、町ぐるみのイベントとして成り立たせています。
大変忙しい方で、1年の半分位をイギリス・フランス・アメリカなど海外での活動に費やし、
多くの海外ファンやお弟子さん、そしてお客様を持っていらっしゃいます。
そんなワールドワイドな活躍をされている道川さんが惚れ込んだ笹間、
一体どんなところかこの目で確かめようと訪れた次第です。
(実は道川さんのお嬢さんは「町おこし協力隊」のメンバーとして数年前からこの笹間に住み、活動されています。)
この町も、他の多くの山村同様、過疎化は進行し空き家が目立ちます。
しかしながら、古き良き日本の住まいが、ここには残されています。
道川さんも、そのうちの一軒を譲り受けて第2の工房にする予定だそうです。↓↓
ここに大事なポイントがあるような気がします。
世界的に活躍する道川氏がここに生涯の拠点としての工房を構えようとし、
それに応えて笹間の人達が土地や家を提供し積極的に支援していく。そんな相互作用が発火点になって
「お茶ー陶芸(器)ー日本の食文化」 + 「ヒトビト」
という図式に生命の火が灯るような気がしました。
ガンバレ道川さん!
ガンバレ笹間町!!
(写真:左側 赤い服の男性→島田市山村都市交流センターささま 館長 北島氏
真ん中 白い服の女性→道川夫人 黒い服の男性→道川省三氏
右側 チェックの服の女性→道川氏のお嬢様 後ろ2名が私達)
交流センターでは、笹間でのイベントや地域の情報を発信されています。ぜひご覧下さい!
交流センターささまHP⇒http://sasama.eshizuoka.jp/