5月19日、TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ』の、月尾嘉男先生の話です。
震災で、海水を被った東北の田畑は、塩が強くて、野菜や米をつくることができない。
そこで、塩分が強くても生育し、それを育てることで田畑の塩分を吸収する植物を作ろうと
いうことが考えられている。
それが、このアイスプラントです。
どんなものか興味津々で探して、やっと見つけました。298円。
このアイスプラントは佐賀大学で研究開発されたもので、商品名はバラフです。
塩分をためた細胞が粒状になって、きらきら氷のように輝いて見えるところから
アイスプラントと名付けられたそうです。
サラダ菜のようだけど、ちょっと、しょっぱくて、少しコリコリした感じ。
美味しいし、これが震災復興に役立つとなれば、皆喜んで買うのではと思います。
(ただ、アイスプラントは、土中の様々な成分を吸収してため込む性質を持っているので、
土耕栽培されたものを直ちに食用にすることはできないそうです。でも、塩分除去は進められる。)
福島県の放射能に関しては、農林水産省がチェルノブイリ、ナロジチの、菜の花栽培の
データを収集してきたとのこと。
福島で菜の花が、東北でこのアイスプラントが栽培されて、土地が浄化され、農家の人
の収入にもつながるようであれば、いいと思います。
是非、研究を進めて、実現化して欲しいものです。
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