大きな意味を持つ滋賀県知事選挙の結果

そもそも、原子力発電所なんぞは人々の生活に何ら利益を生まない
ばかりか危険極まりないもの、しかも数万年という長い間環境へ影
響をもたらすというハッキリ言っていらないモノ。これを止めよう
と訴えた三日月氏が現知事の嘉田由紀子知事の応援を受けての当選。　

さすが、滋賀県民の民度は高い！　近江商人は堅い商売をしますわ。

チャーリーの好きな政治家の一人、武村正義さんも元滋賀県知事です
よね。

滋賀県は原発銀座福井県と隣接しています。原発から30Kmしか離れて
いないようです。事故が起きたら、他県の問題ではすまされない。滋
賀県の住民は当然過酷な状況に追い込まれ、放射線被曝を被る事を想
定していなければならない距離です。　

やはり、多くの県民が福島第一の事故を見て自らに照らし合わせ考え
ての投票の結果だと思います。命・生活・人権と言った生きるための
基本を守ろうとすれば当然の結果だと思います。　

至極正しい判断だと・・・

今回の結果の重大なところは、三日月氏の対立候補が自公が擁立した
候補者を退けている所です。　そして、さらには共産党も独自候補を
立てているところ。要するに、いわゆる政党や団体の組織票ではなく
、県民の反原発・脱原発の意識が素直に反映された結果なんですね。

これが何よりもうれしく思います。

どの選挙でもやればできるハズなんです。

こうして一つ一つの選挙をモノにして、政治を市民の手に戻す。そこ
から反原発や集団的自衛権の阻止にもっていかないと何もならないと
思いますよ。

市民が声が政党を動かさなくてはならないのです。これが本来のシビ
リアンコントロールだと思います。

危ない方向に向かっている日本です。今回の滋賀県知事選挙が脱原発
反核の立場から見ていい結果になった事はうれしいです。