森へいらっしゃいませんか

ねえ もう少し聞いてくれる?

つづきの④

2017-11-08 | 長女と森
なんか、バタバタ膿を出してる(笑)

ドラマよりおもしろくないですか?  ほんっとの話なんですよぅ(笑)


ではでは本題に。ええと、

そそ オバハンとファミレスとレストランの中間くらいのお店で会う運びとなり…

上品と思っていたけど、今は思えないオバハンは来ましたぜ。

まずはターちゃんがすごく爽やかで優しくいい青年だと言うことを私が言ったら、すぐに食いついて…

以下 オバハンの話  ↓ ↓ ↓


うちのターちゃんはほんとに気持ちの優しい子でね、昔、ターちゃんが中学生の時に飼ってた猫ちゃんが居なくなってしまって…

その猫ちゃんもね、ターちゃんが連れて来たんだけれども、優しいターちゃんはその猫ちゃんを手放せなくなっててね…



     乙羽 心の声 → → (は…? 野良猫を拾ってきたって話かいっっ



その猫ちゃんがある日 突然 いなくなって、ターちゃんは似顔絵を描いて あちこちに貼り紙をしてね、毎日毎日 さがしていたんです。

でも見つからなくてね、ターちゃんはそれでも探し続けて…


    乙羽 心の叫び → → (へ…? ちょ、今する話かよっっ



そしたらある日 ご近所の方が見つけてくれて、教えてくれたんです。じつは猫ちゃんがもう…もう…死んじゃってたことを…

でもね、私、そのことをどうしてもターちゃんには言えなくて…

そのままずっと言ってなくて…

実は今でも言ってないんです。だから(当時28歳の)ターちゃんにはこの話 内緒にしていてくださいね。絶対にお願いしますね



     乙羽の顎が外れた音 → → ガ、ガクン…!

                                  ↑ ↑ ↑
     
                  ガッカリした音じゃないですよ~ 正真正銘 顎が外れた音です(笑)


心の声はこちら  ↓  ↓  ↓


おんどりゃぁぁぁぁぁ!   喧嘩売っとんか~~いっっ!


いやいやいやいや、笑い事じゃないんですってぇ。






で、ここからの私は緊張もなくなり、いたって冷静になりました。むしろ顔に出ていたはずです。

乙羽   『お式を迎えるにあたって、きちんと決めておかなければならないこと、ないでしょうか』

オバハン 『…』答えない。

乙羽   『申し上げにくいのですが、掛かる費用につきましてはどのようにいたしましょうか。ご祝儀だけでは足りないと言うお話でしたよ』

オバハン 『…』喋らない。あんだけ自慢話はしてるのに…

乙羽   『赤字が出た場合、それはどんな配分で支払うことにしますか』  言ってやった 言ってやった 言ってやったぜ~ぃ

オバハン 『息子に(初めて息子と言いましたよ)任せているからいいんじゃないですか』

乙羽   (心の声→ → ざけんじゃねえよ! てめえの息子 一文無しじゃねぇかよ~!とは言い切れず、いろいろ立て替えてきてることも言いきれず、情けねぇ… でも どういえばいいのよぉ)


そもそも こんな大事な話をなんでオッサンとパパさんがしないのよぉ

この場にオバハンと二人で挑んだのは、さすがにお茶しながらだったら、穏やかなムードで話せると思ったんですよね。世間知らずの主婦の浅知恵ですね。

息子に任せていると言う言葉に切り返せず、やっと言った言葉は『彼は赤字が出たらその分はうちで持ちますと言ってましたよ。でも私はほんとにそれでいいのかなと思いましたので、ちゃんとお話ししておいた方がいいのかなと思っていましたけど、わかりました。彼の言葉を信じますね。では楽しみにお式を待ちましょうね。今日はお会いできて良かったです』と言うもの。


なんか しょぼいでしょ。もっと気の利いたセリフ なかったかなぁ。

なんか やっぱり だめだなぁ。ぐやぢい゛~

と思いつつ、この日のパパさんとの話はこうです。

式の翌日に支払いがあれば、向こうからなんか言ってくるだろうから、言ってきたことに対応すればいい。

というもの。

実はこの時にも赤字ははっきり見えていたし、その数字に対しても私もパパさんも納得済みだったので、オッサンとオバハンがどう向き合っているかを知りたかったのだけど、その時のオッサン、オバハンの出方を見てから動くことにしようって結論に至りました。


で、迎える結婚式の前日のことです。前日ですよ、前日。まだ当日には行き着けないんですって、奥さん。

何があったと思います?

奥さんってば、今 人の不幸にワクワクしてません?(笑)(笑)(笑)   いいって いいって  笑ってくれた方が嬉しいです(笑)

家族水入らずで食事をする予定の夜、待てどくらせど長女が帰って来ない。

お金が準備できないという電話。

何のお金?  こっちは全て綺麗に整ってるはずなのに、今更なに?

お足代と言うもの。もちろん乙羽家は準備してましたよ、問題はターちゃんの方。

その相談はこっちではなく、あっちじゃないの?  ねぇ奥さん。

そのあっちが出してくれないとのこと。

はぁぁぁ~?  今さら~ 明日のことでっせ~  夜が明けたら始まるのにぃ どうすんのよ~

と言ってる暇はないない。

家の中にあるお金かき集めて、知ってたら銀行で新札に変えて準備するとこなのに(乙羽家の分はそうしてましたさ、もちろん)突然だから

くしゃくしゃのお札にアイロン掛けたり伸ばしたりで大慌てで作りましたよ。

言いたいことあっても、今はそんなときじゃないです。我慢。

で、ようやくようやく迎えた結婚式の朝。

ターちゃんはすみませんすみませんと泣きながら来たけど、いやいやいやいや、謝らなくてもいいからオタクのオッサンとオバハナなんとかしてよ、とは言ってませんよ(笑) 言いたかったけど(笑)

とりあえず式は無事に終わりました。

ここで質問。

式というか、披露宴のときに、新婦側が新郎側に挨拶に行くんですかね?

新郎側が新婦側に挨拶に来るもんじゃないのかな?

要は、あっちは挨拶に来なかったです。

だからこっちも行かなかった。考えてみれば、もうこの時点で終わってますよね(汗)

さて、問題の翌日の朝のコトです。

ホテルに泊まってる長女から電話。

長女  『赤が〇〇〇万円出ててね』

乙羽  『うんうん、ぴったり予定通りだね。いいんじゃないの』

長女  『で、払わないとホテル出れないから』

乙羽  『そうだよね』それも想定の範囲内のこと。

長女  『来てくれる?』

乙羽  『もちろん行くけどあっちは?

長女  『連絡した。とにかくうちも来るようにって』

なんじゃ、その言い方。まあいいか、行かないと始まらないし。

何が始まるのかって?


あれですよあれ け~ん~か~っっっ



つづくです。はぁ、疲れた(笑)