甘夏の作り手さん

昨日は生活クラブのイベントで
熊本水俣の甘夏の生産者さんとの交流会がありました。

やっと、やっと！お会いできました♪


「きばる」さんの甘夏で、毎年オレンジピールを作っています。
おうちパン屋のパンには無くてはならない素材になっています。

かつて水俣では、チッソ工場から水銀が流され、海が汚染され、
人々も病気になり、豊かな漁場も奪われました。
陸に上がるしかない中で、懸命に取り組まれてきた甘夏栽培。

果実は病気も多く、年15回以上は農薬を散布するのが普通とか。
でも、農薬で生産者も消費者も健康を壊してしまうと、
「自分たちは水俣病の被害者である立場から、自ら加害者になるのは止めよう」とのスローガンの下
低農薬で極力農薬を減らした栽培方法で作られた「きばるの甘夏」です。
美味しくないわけがない！！
皮までジューシーなのですから(´▽｀)



被害者が加害者にならないように・・・


どうしてそんな風に考え方を転換できたのだろう？？
自分たちがなりたくて公害で苦しんでいるわけではないのに・・・
何代も営まれてきた豊かな漁場が理不尽に奪われたのに・・・
公害被害の認定も、国も工場もなかなか認めずに多くの患者が苦しんでいるのに・・・


は～、行政も企業も。。。この国は変わってないですね。。



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