2024年(平成6年)7月14日(日)に筆者の地元、東京都多摩ニュータウンの多摩センターで開催された恒例の夏祭り「たまよさこい」を観覧してきました(写真①↑:ポスター参照)。
本家本元の南国土佐の高知「よさこい祭り」は1954年(昭和29年)8月に第1回が開催され70年の歴史があります。そして1992年(平成4年)札幌で誕生した、毎年6月に開催される地元の民謡ソーラン節とよさこいを合体させた「YOSAKOIソーラン祭り」は、全国から踊り子約3万人、観客約20万人が集い今や本家本元を凌ぐほど大規模になっています。
筆者は2006年(平成18年)6月に札幌を訪問した際に、初めてYOSAKOIを体感し、踊り子や市民、観客らの迫力・熱量・楽しさに感動した思い出があります。期間中は、踊り子たちが勇ましく会場周辺を闊歩していました。今や様々なよさこい祭りが、東京でも全国津々浦々でも夏の風物詩として開催されるようになっています。
・写真②↓:「調布よさこい組 舞夢」の踊り。
「たまよさこい」は超ローカルな祭りですが今年は17チームが参加して、趣味で楽しんでいる老若男女の踊り子たちが鳴子(なるこ)を手に、創意工夫した衣装と化粧と踊りを披露し合いました。日本最高峰と言える札幌YOSAKOIとは全く比較になりませんが、あの札幌の感動が思い出されて、しばし観覧していました。
・写真③↓:出番を待つ踊り子たち。
・写真④↓:参加チームの個性的で大きなフラフ(旗)が集い迫力ある舞い踊りを披露し拍手喝采。
・写真⑤:会場には露店も立ち並びました。
昭和の高度成長期に開発された「ニュータウン」に移り住んだ住民にとって、豪華絢爛な神輿や山車等に彩られ、何百年もの歴史と伝統を誇る祭りとは全く違う、地元の企業や商店街、住民たち等が手弁当で企画運営する「よさこい祭り」の魅力に愛着を感じるのは筆者だけではないと思う。町内会で楽しむ盆踊りと共に夏の風物詩として、来年も楽しみだ!!
以上
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