いするぎ便り

歴史を求めて季節を感じて…
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花菖蒲祭り

2012-06-14 | 旅行

小矢部ICから車で15分。小矢部川左岸の河川敷にある小矢部河川公園(小矢部市西福町)では、約200品種5万株の花菖蒲が咲き誇るなか

今週の日曜日6月17日に花菖蒲祭り(6月17日~24日)オープニングイベント(小雨決行)10:00~開催されます。

テント村やステージ、子供たちに大人気の金魚の掴み取り大会などのイベントを予定しています。

 

詳しくは
おやべ祭り実行委員会事務局
(小矢部市観光振興課)
(0766-67-1760)  まで


6月14日(木)の花菖蒲の開花状況です。

 

  

  

昨年より開花は早いようです。

昨年の様子はこちら→花菖蒲

 

 

 

小矢部河川公園の入口付近に建っている七福神のうちの一つ、恵比寿像 

海運の守護、商家の神で、戦前、前を流れる小矢部川による伏木港との運送が盛んであったことに因んで建てられたそうです。

 

市内には七福神のうち、布袋像を除いた六神像があります

 

前出の恵比寿像の他には

 

鼓ヶ滝にある弁財天像

 パワースポット&マイナスイオン<鼓ヶ滝>

 

そしてさらに

四人の神様と建立場所は次のとおりです。

毘沙門天像…埴生大池公園

大黒天像…津沢記念公園

福禄寿像…寿永荘付近

寿老人像…嶺地内(こうもり洞窟への三叉路脇)

 

パワースポット巡りができそうですね


とやまの歴史的まちなみ<埴生地区>

2012-06-08 | 旅行

とやま文化財百選事業の 「とやまの歴史的まちなみ」百選

◆埴生地区<北陸街道沿いの加宿で、古社の参道に家屋が建ち並ぶ町並み>が選定されました。

 「とやまの歴史的まちなみ」百選

 

 

 古社とは、平安時代末期、木曽義仲が倶利伽羅合戦(1183)の戦勝を祈願した埴生護国八幡宮のことです。

埴生護国八幡宮は、義仲が「火牛の計」により合戦に大勝したことから武士から弓矢の神として信仰を集めました。

埴生護国八幡宮 <義仲が戦勝祈願した大社> 

 

埴生護国八幡宮

さらに、埴生護国八幡宮は

<戦国時代には、佐々成政・武田信玄・前田利家らの部将の信仰篤く、多くの寄進を受けた。江戸時代には、同社祈誓の霊験により加賀第二代藩主前田利長より護国の尊称を受け、手厚く保護されて来た。>ふるさとガイドおやべ 発行:小矢部市 より

こうして参道に門前町がつくられ、江戸時代になると加賀藩の参勤交代の為に整備された旧北陸道の宿場町として多くの茶屋や商家で賑わいました。

 

江戸時代の俳人であり、義仲を敬愛した松尾芭蕉も「奥の細道」の旅で、埴生護国八幡宮を参拝し倶利伽羅峠を越え金沢に向いました。

芭蕉が旅した倶利伽羅峠 <奥の細道 ―北陸路―>

 


 

旧街道と旧宿場町の面影をたどりながら通りを歩いていると、

社会科見学でしょうか?

地元の小学生たちとすれ違いました。

左は、埴生護国八幡宮から150メートル程にある医王院です。裏手には弥生時代の古墳、若宮古墳があります。

医王院~若宮古墳<時空を超えて・・・>

 

医王院     若宮古墳

 

小学生たちは、200メートル程先にある小矢部ふるさと歴史館の方へ向って行きました。