「ヘム巻」って聞いたことありますか?
「hem」 とは縁と言う意味らしく、縫製業界では布の縁をテープで巻いて
縫うことを意味します。(私の場合、樹脂等のプレートに巻く仕事が多い)
テープ、またはテープ状に切ったものを、二つに折って巻くものを二つ巻
三巻、4つ巻きと色々な巻き方があって、縁の素材の厚さ、テープの幅によって
色々あります。
秋になるとビックサイト等での展示会ラッシュで、私の所にもサンプル依頼が
色々きます。
今日は、カバンサンプルの縫い代を隠す内巻テープの準備をしました。
今回は、手持ちの治具で20㍉の綾織テープを使うことにします。
試作品と言うことで、現物写真は載せませんが・・・・
得意技術と言うわけではないのですが、数年前から、試作開発から参加し、
量産している空手プロテクターで、ヘム巻専用のミシンを置いてあります。
これは、ニット地、3ミリウレタン、PPプレート、15㍉ウレタン、帆布を積層したものを
4つ巻きしてあります。
縁が厚いうえ、コストの問題で、バイアステープでなく、帆布を反物のままスライス
してテープにして巻いています。
けっこうスペシャルだと思いますよ~
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