春の足音をバイク乗りの人たちは待ちわびているんでしょうね~
ソファなどの張替えの中、先週は3台のバイクシートが詰まってしまいました
それは、サボっていたわけでなく、こだわりのシートに夢中になってしまいました。
愛車の型式を言われても、知識不足で写真を見せてもらいながら意向を
聞いていきます。
ヤマハのSRVに写真のBMWのシートの様にと言うことです。
こんな感じでも良いです。って別の写真も見せてくれました。
で、実物のシートに向かって、手振りでイメージシルエットを聞きながら
マーキング、メモを残していきます。
ブラウンの生地にしたいということですが、生地も色々あるので
サンプル帳を預けるのでゆっくりイメージを固めて決めてね ってことで
1回目の打ち合わせ終了
生地を選んでもらっている間に、アンコ盛り&コブ盛りの成型作業を進めます。
途中で、写真を送って見てもらいながら盛ってからの成型削りをして、工場に
来てもらい、打ち合わせです。
シルエットの微調整と生地の最終確認をします。そこで生地が決まり最終価格が決まります。
作業は型紙の製作作業に入ります。
今回は型紙を作った後、キルティングのパターン製作を行います。
私の場合、キルティング生地を調達することはしないで、1本1本の手縫いで
キルティングパーツを作っていきます。
シートサイズに合わせた独自パターンを製図してレーザー加工機で型紙を作り
パーツに配置して、縫っていきます。
そして、シートバックのコブの谷部分は、樹脂フレームの穴を開けて
ワイヤーで引っ張ります。
吊り込み袋にワイヤーを通し、2か所、ヒモでフレームの裏に引き抜きます。
後は、10㎜幅、足長6ミリのステープルで裏打ちで張っていきます。
こんな感じになりました。
お客さんの要望で、2色張りで5番の太糸の白でキルト糸、シングルステッチに
しました。
引き渡し、早速、取り付けた写真を送っていただきました。
ひし形の大きさと配置、スペシャルの良い感じになったと思います。
この後、タンク&ボディを白に塗装する予定だそうです。
また、変わった感じになるでしょうね~~、そうしたら、写真を送ってもらいましょう
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