洋服を縫わない縫製工房

ミシンを使って、洋服以外で、できることは何でも挑戦!
薄物から、厚物、金属?関わったものを紹介します。

面影も消えた(苦笑)ヤマハSRV のシート

2021年03月25日 | ものづくり

春の足音をバイク乗りの人たちは待ちわびているんでしょうね~

ソファなどの張替えの中、先週は3台のバイクシートが詰まってしまいました

それは、サボっていたわけでなく、こだわりのシートに夢中になってしまいました。

愛車の型式を言われても、知識不足で写真を見せてもらいながら意向を

聞いていきます。

ヤマハのSRVに写真のBMWのシートの様にと言うことです。

こんな感じでも良いです。って別の写真も見せてくれました。

で、実物のシートに向かって、手振りでイメージシルエットを聞きながら

マーキング、メモを残していきます。

ブラウンの生地にしたいということですが、生地も色々あるので

サンプル帳を預けるのでゆっくりイメージを固めて決めてね ってことで

1回目の打ち合わせ終了

生地を選んでもらっている間に、アンコ盛り&コブ盛りの成型作業を進めます。

途中で、写真を送って見てもらいながら盛ってからの成型削りをして、工場に

来てもらい、打ち合わせです。

シルエットの微調整と生地の最終確認をします。そこで生地が決まり最終価格が決まります。

作業は型紙の製作作業に入ります。

今回は型紙を作った後、キルティングのパターン製作を行います。

私の場合、キルティング生地を調達することはしないで、1本1本の手縫いで

キルティングパーツを作っていきます。

シートサイズに合わせた独自パターンを製図してレーザー加工機で型紙を作り

パーツに配置して、縫っていきます。

そして、シートバックのコブの谷部分は、樹脂フレームの穴を開けて

ワイヤーで引っ張ります。

吊り込み袋にワイヤーを通し、2か所、ヒモでフレームの裏に引き抜きます。

後は、10㎜幅、足長6ミリのステープルで裏打ちで張っていきます。

こんな感じになりました。

お客さんの要望で、2色張りで5番の太糸の白でキルト糸、シングルステッチに

しました。

引き渡し、早速、取り付けた写真を送っていただきました。

 

ひし形の大きさと配置、スペシャルの良い感じになったと思います。

この後、タンク&ボディを白に塗装する予定だそうです。

また、変わった感じになるでしょうね~~、そうしたら、写真を送ってもらいましょう

 

 

 

 

 

 

 


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