まず、参考写真とシートとの違いで、成型されたフレームとで腰部分の形状が
異なります。
参考画像は、緩やかなカーブになっていますので
ほぼ、垂直に立ち上がっている部分にウレタンを盛って傾斜をつけていきます。
チップのブロックウレタンを粗削りします。
で、一度写真を送ってパイピングラインの確認をお願いしました。
もう少し、角度は欲しいとのことで、さらに削っていきます。
これで、了解をいただき整えていきます。
さて、これより、型紙を作成していきます。
そして、問題のメインパーツの型紙が出来上がって高周波の作業に入ります。
今回のシートのために、平目削りの真鍮プレートを発注しました。
このシートは縦に微妙なカーブのラインが4本入っています。
型紙をデータに移しパターンシルエットを配置して、またまた写真を送って
確認してもらいました。
で、この型紙をレーザーカッターで切り出して、塩ビレザーを裁断し
バターンのラインも切り出します。
その型紙に合わせて真鍮プレートを曲げていきます。
左右2種類のパターンを曲げては高周波で発振加工を4回繰り返します。
これで、メインパーツの完成です。
そして、後部の縫製です。
はがしたシートはシングルステッチですが元シートは5㎜幅のWステッチですので、
このためにミシンパーツを交換&調整してステッチしました。
で、あとは、パイピング準備と縫製です。
コミネのタグ、ボルト、モールは外したシートから移植しました。
こんな感じで、大丈夫かな~~
顔が見えない依頼者なので不安ですが、発送しました
で、無事に鹿児島まで届き、合格をいただきホッとしました
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