昨年、サドルバッグの内装を行ったハーレーのシートが入ってきました。
どうも、座面は熱溶着してあるようなシートです。
表皮を剥がすことなく、サドルバックの内装と同じ布を使って同じように6角形ハニカム
キルトを入れて張って欲しいとの事です。
シートを眺めながら、意見交換をしながらイメージを聞き預かりました。
追って、ラインで色々と案をいただきましたが、元シートに無理に手を入れることは
やめて、縫い合わせパターンを無理のないラインで設定したパターンで型紙を取りました。
そして、イラストレーターに配置したイメージを送り確認してもらいました。
ハニカムキルトの配置マーキングを行い製作開始です。
3ライン交点すべてを長く糸を残して縫っていきます。
座面と言うことで、乗っていて交点の糸が緩んで浮いてこないように
裏で強く結んで、ボンドで接着します。
合皮レザーのシートの上に張るということで、滑ったり、異音がしたりします。
で、中にラップを敷いてから張っていきます。
レザーとは違った質感のシートになりました。
前回のハーレーウルトラ同様、柄あわせに腐心しました。
途中で、中央の表皮材の選定で3種類で悩み、途中までできたパーツを
重ねてイメージしやすいところまで製作して、来ていただいて説明して決めてもらいました。
初めての布地バイクシートでしたが、濡れることを想定しないのであれば有りですね。
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