洋服を縫わない縫製工房

ミシンを使って、洋服以外で、できることは何でも挑戦!
薄物から、厚物、金属?関わったものを紹介します。

ハーレーのシートを織物布で張る・・?

2022年10月16日 | ものづくり

昨年、サドルバッグの内装を行ったハーレーのシートが入ってきました。

どうも、座面は熱溶着してあるようなシートです。

表皮を剥がすことなく、サドルバックの内装と同じ布を使って同じように6角形ハニカム

キルトを入れて張って欲しいとの事です。

シートを眺めながら、意見交換をしながらイメージを聞き預かりました。

追って、ラインで色々と案をいただきましたが、元シートに無理に手を入れることは

やめて、縫い合わせパターンを無理のないラインで設定したパターンで型紙を取りました。

そして、イラストレーターに配置したイメージを送り確認してもらいました。

ハニカムキルトの配置マーキングを行い製作開始です。

3ライン交点すべてを長く糸を残して縫っていきます。

座面と言うことで、乗っていて交点の糸が緩んで浮いてこないように

裏で強く結んで、ボンドで接着します。

合皮レザーのシートの上に張るということで、滑ったり、異音がしたりします。

で、中にラップを敷いてから張っていきます。

レザーとは違った質感のシートになりました。

前回のハーレーウルトラ同様、柄あわせに腐心しました。

 

途中で、中央の表皮材の選定で3種類で悩み、途中までできたパーツを

重ねてイメージしやすいところまで製作して、来ていただいて説明して決めてもらいました。

 

初めての布地バイクシートでしたが、濡れることを想定しないのであれば有りですね。

 


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