大きなスピーカーが付いているサドルバッグ(ケース)のフタを外した左右のケース
を眺めながら、自分なりの当初の構想が確信に変わったり、つまづいたり・・・・
バッグの様な形も検討しましたが「フタをあけたら、お~~って感じで」という依頼なので
開口部の細部の隙間などを考慮して、内装パネルをマジックテープ、元からあるネジ等を利用する
形にしました。
で、問題のハニカム型キルトの製作です。
黒の自動車シートでも使われる黒布、2.5mm難燃ウレタン、そしてキルティングの
縫い目が沈んで見えるよう裏布には帆布の3層にして縫製することにしました。
上の写真は、レーザー加工機で正確なステッチが入るようにマーキングをします。
ハニカム型のキルティング、よく考えてみたら一筆書きみたいに縫っていくことができません。
一筆で縫える所を縫った後、5針ずつ、縫っては飛ばし、縫っては飛ばし・・・・
交点をつないていきます。
そして、つながっている糸を切っていきます。
そして、表に出ている糸を裏側に引き戻します。
このままだと、糸が緩んだり、抜けてくるので、すべての交点をボンド止めを行います。
このように、内装パネルを製作していきます。
左右のサドルパネルの中アウター面にポケットを設置します。
当然、苦労したキルトステッチが入っているのでポケットも柄合わせしたものにします。
すべての構想が決まっていて進めている訳でなく、隙間など細部の型紙合わせを
調整しながら調整裁断をして整えてまとめ縫製に進みます。
その3につづく
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