今回は、店舗の待合ルームの竹編み椅子の修理です。
買い換えることも考えたようですが、お客様商売をしている人は、前々回の
ビジネスバッグ修理の人の様に色々とあるようですね
頻繁に使っているようでは無いそうですが、ずいぶん大切に、我慢して使っていたようですね
しかし、この椅子を私の所に持って来て張り替えてって、どうなんでしょう(苦笑)
色々と話を聞いているうちに、色々と策が浮かんできました
幸い、背の方は4脚とも破れていないので、座の方のみを交換する事にしました。
傷んだん竹編みを丁寧に切り落とし、ソファ座部のクッション受けで張るウェビングベルトを
井桁(いげた)で強めに張ってタッカーで打って止めます。
そして、乗せる座布団の固定でマジックテープのオスを重ねてタッカー止めします。
座布団の中綿にはチップウレタンの20mmを使いました。
こういう仕事をしている人しか興味がないかと思いますが、ウレタンの裁断寸法は
カバーの出来上がり寸法のオフセット、ー15㎜です。
椅子のイメージからパイピングやステッチなど、しないで優しい仕上がりを目指しました。
実は椅子の仕上がり寸法の裁断を先に決めて、‐15mmのウレタンを切って進めました・・・
そうしたら、20mmのウレタンが中に入ったことで仕上がり寸法が小さくなることを
見落としてしまいました・・・
仕上がり寸法をオフセット+10㎜にして、表皮&ウレタンを再切り直して完了
私の型紙製作はパソコンで製図してレーザーでカットするので時々、こんな事をやらかします
でも、やり直したとしても、断然早く正確な仕上がりだと思っています
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