歯の痛みや慣れない他人への指示だしなどもあって、
疲れちゃったな・・・。
でも、一番はやっぱり歯が治らないことかも・・・。
どーするべ・・・。
今日、自分史講座。
先生に今来ていただいているのだけれど、
前回からどうも様子がおかしいなと思っていたが、
今日来ていただいて分かったことは、
先生がどうやら病気に罹ってしまったということだった。
それも、内臓系の・・・だ。
これから検査に入るんだけれど、
食事も喉を通らないらしい。
ずいぶんやつれた感じになられていた。
これまで病気らしい病気もしたことがないと
おっしゃられたいたから、相当ダメージを受けたのだと思う。
まだどうなるかは分からないけれど、
なんだか、私も暗い気持ちになってしまった。
病気というのもそうだけれど、
先生だって、いつかは身罷れるんだということを思い知ったからだ。
誰でもこの世に生を受けると、いつかは逝かなければならない。
そんなことは知っているのだが、
それでも、あのお元気な先生との別れが、
いつかは来るのだということを、
今日は改めて悟ってしまったのだ。
私は先生には随分お世話になっている。
とくに母が亡くなってからは、
第二の母として、口には出さないけれど、
心の中ではそう決めていた。
その先生が・・・と思うと、
まだどうなるかもわからないのに、
辛い気持ちになってしまった。
今日は先生が、残された子供たちのために、
就活めいたことを始めようという話を聞いた。
それも辛いけれど、
もうそこまで覚悟をされているのかと
思った。
けれど、先生のお二人のお子さんたちは、もうちゃんとした大人だし、
正直なところ、何も心配するようなことはないのだ。
そう思うと、先生のやれることは限られているのかもしれない。
先生はもう十分に生きた。
お子さん達にも充分に与えたと思う。
だからこそ、今は何も彼らにしてあげることなどないのだ。
そう思うと、なんだか急に不安な気持ちになった。
寄る辺ないというか・・・。
年を取るという事は、誰にとっても初めての経験で、
大変なことなのだろうが、
もう与える仕事も終わり、
何の心配もないということがどれほど、
人を不安にさせるものなのか・・・
とそんなことを考えた。
そう思うと、先生は今、
すかすかの抜け殻のような気持ちなのかもしれない、と
慮った。
私もいつかは年をとる。
それは遠いことだと思っていたけれど、
確実にあと何十年かすると来るのだ。
その時に、私はこの世に何を残す事が出来るのだろうか。
私の痕跡を多少なりともこの世に残せるのだろうか。
そうあるといいけれど・・・
などと、
そんなことをちょっぴり考えた私です。
☆それでは今日もよい一日を。