最近思う事は、
小説やドラマが面白くなくなってきたなあ~・・・
と言う事です。
別にこれは最近に限ったことではなく、
ずっと思っていたことなのですが。。
正直なところ、私はここ数年、小説を読んだことがありません。
読みたいと、触手を伸ばすような物がないのです。
もちろん、それまでは、たくさん読んでおりました。
特に女流作家の作品が好きで、
それこそ夢中になって読んでおりました。
けれど、今、読みたいと思うのは、
桐野夏生さんくらいで、
あとは、誰が今、どんなものを書いているのか、
よく分かりません。
自分だって、本を書いているのに、
そんなことでいいのか?
とも思うのですが、
書くことは、読むこととは、あまり関係ないので、
それでもいっか・・・と自分に納得させておりますが・・・。
でも、小説は読まなくなっても、
その他の本は、読んでおります。
ちょっと前までは、
心理学関係の本が多かったです。
これは、自分が通信制の大学に入って、
勉強していたから、必然的に読まざる負えなかったからで、
いわゆる、お勉強・・・でした。
けれど、心の不思議は、興味のある分野ですので、
色々と知ることは、面白かったです。
心理学を勉強すると、どうしても、
スピリチュアルの方へ興味がスライドしてしまうので、
そちら方面の本を随分読みました。
今もまだ読み続けております。
結局、人間、どうやって生きていこう、ということが、
テーマですので、
それは、模索しつつ、読んでいるというという感じです。
あとは、社会学の本ですよね。
事実は小説より奇なり、というのは、本当のことで、
こんな人物がいるのか、と驚くことばかりです。
でも、基本、小説やドラマが面白くなくなった原因は、
ミステリーにあるのではないかと、
私は思っているのです。
新聞のテレビ欄には、
「○○殺人事件」やら、
「捜査○課」
などの文字が踊っており、
またか・・・!
と思ってしまいます。
同じようなものばかりで、皆、飽きないのかな~・・・?
と思います。
というか、人間の裏ばかり見て、
表はなかなか見ないのね、
と思ってしまいました。
人間って、こんなに怖いものなんだよ~・・・
というメッセージばかりで、
「あ、そうですか」
と思わず言ってしまいそう・・・。
人間の裏なんて、所詮その程度のもので、
そこを突きぬけていけば、
それこそ豊かな人間性というものに、
突き当たると思うのに、
そこは描かない。
「怖い、怖い」
ばかりでは何も始まらないのではないか、
と思ってしまうのですが。。
穿ちすぎか・・・。
あと、もう、犯罪者の心理ばかり、
知りたくないよ~・・・。
(知ってどうすんだよ~・・・)
普通の人の普通の感覚って、面白くないのかな?
それこそ不変な気がするのですが。。
普通に対抗して、
ショッキングなものを持ってくる、
ということなのでしょうが、
う~ん・・・それもどうなのか。。
(お化け屋敷の心理かな?
怖いもの見たさ?)
正直、時代は変わっていると思うんですよ。
もう、ミステリーの時代は終わっているんじゃないか?
と私などは思っているのですが。
まだ、皆、興味あるのかな・・・?
もっと違うもの、見たいです。
もっと面白いもの、見たいです。
(見せてください!)
それが私の願いです。
☆それでは今日もよい一日を。