先日、「追跡! 佐世保小六女児同級生殺害事件」 という本を読みました。
「追跡!~」
著者の草薙さんは、載せてはいけない文書か何かを本に
掲載したとかで、別の事件で裁判になっていたことは知っていましたが、
(すんません、よく知らなくて・・・)
この事件はあまりに衝撃的だったので、
どういうことなのか・・・?
と思い読んでみました。
事件の後、被害者の女児のお父様が、
気丈にも取材に答えていた姿に
胸が痛くなったことを覚えています。
一体、子供たちに何が起きたのか?
何が起きているのか・・・?
とは誰しも思うことでしょう。
すると・・・読んでみて驚きました。
なんとこの本では、
この女児には、発達障害があったのではないか?
というのです。
もちろん、お断りしておきますが、
発達障害のお子さんがすべてこうなると言う訳ではありません
(そしてこの本では、障害を持つことの是非を
問うている訳でもありません)。
ただ、そこに気がつかなければ、
育て方を誤ってしまうのではないか?
という提議がなされていました。
子育てのオーダーメイド化ですよね。
私もこれを読んだ後は、
一人一人に合った教育が必要なのではないか?
と思いました。
ウチの子供はもう育ってしまったので、遅いのですが、
子育て中は、やはり悩むことも多々ありました。
何故悩むのかというと、大勢にあわせたやり方が、
出来ないからなんだろうなあ・・・と思います。
(学校へ行くという基本的なことも、
嫌がっていましたから・・・。
そしてそれが何故なのか・・・?
などと真剣に向き合うことがなかなか出来ませんでした。
実は今も謎です・・・)
やっぱり気づかないことって、多いですね。
(親といえども・・・)
知識として色々なことを知っておかなければいけないなあ・・・
と思いました。
そう思うと、少子化の今だからこそ、一人一人を
丁寧見てあげられるのかもしれませんね。
こんな不幸な事件をなくすためにも、
自分の中にある、子供はこうあるべきという偏見を、
なくさないといけないなあ・・・
と思いました。
子供をモンスター視してしまうのは、簡単なことですが、
もし何らかの原因があるならば、そこはやはり、
きちんとみてあげないといけないなあ・・・
と思いました。
☆それでは今日もよい一日でありますように。