女のケツを追いかけなさい

今日の夕方

32歳君と配達で出かけた

トラックに乗って

ぶぅぅぅん、ぶん
　
チラチラと雪が降り始めていて寒い

こんな日に配達だなんて…ねぇ

この配達、高所作業を伴うのですが

雪の中を高いところに登って作業するのってツライ

『俺、上りますか？』って32歳君

どう見ても俺よりも重そうに見える

それに俺の方がササッと登れそうな気がしたから

『今日は俺が行こう！』

そんな作業を無事に終えて地面に到着（ちょっと大袈裟だな



　
　

この現場に勤めている人たちとは

某場所でよく会うのですが

若い女の子がビシッとパンツスーツ姿なのですよ

女性のスーツってスカートのイメージが強かったけれど

パンツスーツもなかなか悪くないですな
　
丁度、作業を終え片づけをしていると

某所でよく会う女の子が通りかかりました

『どうも～ご苦労様で～す』と挨拶すると

『ご苦労様です～』

って言いながら女の子が近くを通り過ぎながら俺を二度見

『え！！なんか○○でばっかり会うからココで会うと変な感じします～！！』

『あはは～　じゃ、ちょくちょく来ないとダメだね』

『あはは～そうですね～来てくださいよ～～』

って軽く会話をした

サバサバした女の子で、いかにも仕事が出来そうという美人さん

俺みたいなブサイクで小汚いオッサンにも愛想がいい

…

他愛もない会話だったけれど

何だかこの瞬間に気持ちが少し軽くなった気がした

『ちょっと俺って普通に話せるじゃん』

って何となく思えたからだったと思う
　
32歳君が以前やっていた仕事（○○に行く仕事）を今は俺がやっている

これはウチの会社の仕事の中で一番簡単な

初心者用の仕事であるから

今は俺が行かされているのだけれど

女の子と軽く話していた感じが気になったのか

『○○に行くの最近は親方ばっかりだもんなぁ』

32歳君は少し面白くないような言い方をしていた

…

君はさ、独身32歳で若いのだから

パチンコなんかしてないで

彼女を見つけなさいよ

2万負けた、5万負けたなんて悔しがってないでさ

俺が独身で32歳だったらパチンコなんかしないで

血眼になって女の子のケツを追いかけてると思うよ

実に羨ましいと思える32歳君の現状を

彼は自ら潰している…勿体ない
　
…ま、ブサイクの俺が女の子のケツを追いかけ回してたら

ただの変態だけれども。
　
　

　
　
　

　

　
明日の休みは何をしようかと色々と自由に過ごす方法を考えてみた

が、しかし

アレもコレもやらなきゃいけない事ばかり

『来週でもいいじゃん…再来週でもまだ時間があるじゃん！』

って先延ばししてきたことがいよいよタイムリミットだ

結果、こんなに体が疲れているのに

休まないで用足しに歩く羽目に…

『今日やれることは今日やろう』

…また守れない目標を立てたな