ヒロルが休みで
35歳君が風邪をぶり返してダウンで休み
結果、俺と新ちゃんの2人になる
嫌って憎んで
そういう態度をあらわにするのにも疲れ果て
なにをされても居座るようなので諦めた
別に仲良くなった訳ではないが
俺からは仕事以外の話をしない事にして
彼からの雑談はスルーして
要するに相手にしないようにしている
彼は認めて貰ったとか
許してもらえたとか思っているのか
やたらと話しかけてくるが
俺の生返事に会話にならない
そして話しかけてくる事がつまらなすぎる
例えばこんな感じ
俺は寒いので服を着込んでパイプ椅子に腰掛けてた
スマホをいじって暇つぶし
倉庫の中は社長お手製の黒ニンニクのせいで、ここ数日臭い
あまりにも臭いので黒ニンニクの入った炊飯ジャーをシャッターの外に出していた
しかし昼休みに社長がジャーごと持っていったようだった
そこへ新ちゃんの登場
『炊飯ジャー、カラスが持ってったのかと思ったらコンセントから抜けてるんで社長が持っていったんですね』
…
つまらない事といったらない
コレに付き合って過ごすツラさ
おわかり?
どう返事していいのかも分からない
『カラスなワケねーだろ!あははは』
…無理だ
恥ずかしくて言えない
『ハゲカラスが持っていったよ』
奴に言うには勿体無い
つか、俺が寒い
シカトするのは簡単だけど
無視されたとかいうのも…
俺は低く小さい声で
『…あぁ』って答えた
会話は終わった
明後日、大きな大きなお仕事があって
土地を借りる事になっていた
その場所の説明を専務に受けたが
別に当日に行けば分かるなと思って聞いていた
しかし新ちゃんは用を頼まれて出かけた時に
その場所を下見してきたらしかった
それが長いけどコチラ
『用事のついでに今度借りる場所の下見を兼ねてちょっと行ってきたんスけど、
あの、アレですね。何かクサリで入れないようにしてましたね。
勝手に使われない様にしてるんですかね。当日は入れる様にすると思うんスけど。広い場所ですっけね。ぱぱさんも確認の為に行ってみます?』
長々と話していただきましたが
『…あぁ』
面倒臭いんである
どうでもいいよそんなの
仕事の連絡も俺が先に話をされて
それから暫くしてから彼に誰かが伝えて
あたかも初めて得た情報の様に俺に伝えてくる
あのね
重要な話は先に俺に来てますから。
あなたは最後の方ですから、新鮮に話さないでくれる?
話が長くなりそうな時は面倒臭いから
『…もう聞いてる』
とても初めて聞いた様なリアクション出来ないんです俺は。
そういう器の小さい、チンコの小さいやつなんです。体の割に。
…やかましいわ!
彼なりに近しくなろうと話しかけてくるのだが
その全てに俺は興味が無いし、またはもう知ってるし
面白いつもりで話すのだろうけれど笑えないし
もうさ
俺は居ないと思ってくれないかな
俺はお前に対してはそう思って過ごしてるから。
あのつまらなさ
いいわ!って思う女はいるのだろうか…
飼われて捨てられた病気のヒヒみたいな顔してるけど
大丈夫なんだろうか。
35歳君が風邪をぶり返してダウンで休み
結果、俺と新ちゃんの2人になる
嫌って憎んで
そういう態度をあらわにするのにも疲れ果て
なにをされても居座るようなので諦めた
別に仲良くなった訳ではないが
俺からは仕事以外の話をしない事にして
彼からの雑談はスルーして
要するに相手にしないようにしている
彼は認めて貰ったとか
許してもらえたとか思っているのか
やたらと話しかけてくるが
俺の生返事に会話にならない
そして話しかけてくる事がつまらなすぎる
例えばこんな感じ
俺は寒いので服を着込んでパイプ椅子に腰掛けてた
スマホをいじって暇つぶし
倉庫の中は社長お手製の黒ニンニクのせいで、ここ数日臭い
あまりにも臭いので黒ニンニクの入った炊飯ジャーをシャッターの外に出していた
しかし昼休みに社長がジャーごと持っていったようだった
そこへ新ちゃんの登場
『炊飯ジャー、カラスが持ってったのかと思ったらコンセントから抜けてるんで社長が持っていったんですね』
…
つまらない事といったらない
コレに付き合って過ごすツラさ
おわかり?
どう返事していいのかも分からない
『カラスなワケねーだろ!あははは』
…無理だ
恥ずかしくて言えない
『ハゲカラスが持っていったよ』
奴に言うには勿体無い
つか、俺が寒い
シカトするのは簡単だけど
無視されたとかいうのも…
俺は低く小さい声で
『…あぁ』って答えた
会話は終わった
明後日、大きな大きなお仕事があって
土地を借りる事になっていた
その場所の説明を専務に受けたが
別に当日に行けば分かるなと思って聞いていた
しかし新ちゃんは用を頼まれて出かけた時に
その場所を下見してきたらしかった
それが長いけどコチラ
『用事のついでに今度借りる場所の下見を兼ねてちょっと行ってきたんスけど、
あの、アレですね。何かクサリで入れないようにしてましたね。
勝手に使われない様にしてるんですかね。当日は入れる様にすると思うんスけど。広い場所ですっけね。ぱぱさんも確認の為に行ってみます?』
長々と話していただきましたが
『…あぁ』
面倒臭いんである
どうでもいいよそんなの
仕事の連絡も俺が先に話をされて
それから暫くしてから彼に誰かが伝えて
あたかも初めて得た情報の様に俺に伝えてくる
あのね
重要な話は先に俺に来てますから。
あなたは最後の方ですから、新鮮に話さないでくれる?
話が長くなりそうな時は面倒臭いから
『…もう聞いてる』
とても初めて聞いた様なリアクション出来ないんです俺は。
そういう器の小さい、チンコの小さいやつなんです。体の割に。
…やかましいわ!
彼なりに近しくなろうと話しかけてくるのだが
その全てに俺は興味が無いし、またはもう知ってるし
面白いつもりで話すのだろうけれど笑えないし
もうさ
俺は居ないと思ってくれないかな
俺はお前に対してはそう思って過ごしてるから。
あのつまらなさ
いいわ!って思う女はいるのだろうか…
飼われて捨てられた病気のヒヒみたいな顔してるけど
大丈夫なんだろうか。