もっと!なんかすいてた

岩手発グダグダ日記

今日のお仕事

2018年08月28日 18時27分11秒 | 日記
今日のお仕事はヒマでした…

鳩のオッサンが休みで

38歳君は…何が不満なのか分からないけれど

何かご機嫌が斜めのようで

会社とは別棟にある(車で3~4分)倉庫で作業をしてくる

と、言って

ほとんど会社におりませんでした



普段、仕事がないとき

こんなヒマな日は

率先して遊ぼうだのなんだの言うのに

今日は作業をすると言う。

残された俺とアンガスも何か仕事をしないわけには行かない







アンガスがまだやった事がない作業を少しずつ教える

トンカチを使う作業なんで

午前中はそれをゆっくりとやった



お昼を食べた後はまた38歳君だけ居なくなったので

今度もまた雑務

今までヒロルがやって来た雑用の仕事を教えながらやる。

どうせヒマだから本気を出してやらなくていいよ

って言ったら

本当にゆっくりとやってくれて…許す!!

先輩がこんな感じだと後輩もこうなる。

しょうがない。







雑談をしながら

のんびりとお仕事をした

カリカリしたり

イライラしたり

八つ当たりしたり

そんな事しなくても楽しく働けるのに

どうしてあんな風にイライラするんだろうな…








テケトーに

のほほんと

行きたいな

コメント (2)
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ちびまる子ちゃん

2018年08月28日 06時29分53秒 | 日記
俺が本当に若かったころ

20代前半だ

高校時代には全く付き合いが無かった先輩で

キヨトさんって言うのがいた

吹奏楽部のOBで、優しい雰囲気のある

みんなに愛される

そういうキャラの人だった

大槌で津波で亡くなった友達の繋がりで

この先輩と知り合うようになったのだった(二人は同じ会社に勤めていたんだって



何度か、キヨトさんの家に遊びに行くようになっていた

行くたびに何かしらイタズラをしては

先輩を困らせるのが楽しみだったのだけれど

キヨトさんの車のカセットにドラえもんのテープを入れて

音量を最大にしてセットしておく…なんて言うのは何度やっても何度も引っかかっていた

『にゃびお~お前またやったろ~ドラえもん。勘弁してくれよ~近所迷惑だよ~』

工場勤務の彼は早番があったり、遅番があったり

夜中に出勤しようとエンジンを掛けると、ドラえもんの曲が大音量で流れるのだ



また、ある日はキヨトさんの部屋で映画を見ようってなって

さすが吹奏楽部出身だけあってさ

スピーカーとかにこだわってるのね。

大きいやつをセットしてたりする。

低音が響くウーハーとかもつけてて

このスピーカーセットで『トップガン』を見ると本当にスゴイのだ

戦闘機のエンジン音が内臓に響く感じ。

『いいなぁ。こういうのウチにもあればいいのになぁ。』

映画を見ているうちに飲み物が無くなって

キヨトさんは下の階の冷蔵庫に飲み物を取りに行った

そのスキにトップガンとエロビデオを取り替える。

大音量でエロビデオが上映される

下から慌てて階段を上がって来る音が聞こえる

『待て待て待て~それだけはやめて~』

『いいよ。いいよ。気にしないで色んなの見ようよ。』

『良くないよ~近所に聞こえちゃうじゃん。もうホント、お前ら困るよ~帰れよ~』



いつもこんな具合である







そんなある日

キヨトさんちの玄関に

少女漫画が何冊かあった

『ちびまる子ちゃん』だった

6~7冊あったのかな

『何コレ。こんなのキヨトさん読んでるの??』

『すんごい面白いんだよ。知らないの?持ってって読んでみなよ』

俺は玄関に重ねてあったちびまる子ちゃんを受け取った。



確かに面白い、下手ウマな絵というか

読み進めるとキャラクターの顔も可愛らしくなっていくのだけれど

最初は下手な絵だな…と言うのが印象的だった

しかし内容は最高で

エッセイ的な漫画に衝撃を受けた

本当にクスっと笑いながら読んだのだった

そっか…少女漫画だと思ってたけど

こういう面白い漫画もあるのだな…








それからしばらくして

電話がかかって来た

キヨトさんからだった

『俺さぁ、にゃびにちびまる子ちゃん貸さなかったっけ』

『あぁ、読みましたよ。うん、面白かったです』

『じゃあさ、そろそろ返してくんない?読みたいって友達がいてさ。』

『え??俺にくれたのかと思って売っちゃったよ』

『お前さ~どうしてそう言う事やっちゃうの~ダメでしょ~?借りたの売ったらダメじゃん。』

『はい。ごめんなさい。』

『ホントはそういうのダメなんだからね。』

『今度から気を付けます』

『ホント、無茶苦茶でお前たちには困っちゃうよ~』



怒らないのである。

いい先輩だった。

不思議と疎遠になってしまって

今じゃ何をしているのかも分からない

また遊びに行きたいなぁ…(もうやめろ







さくらももこさんのご冥福をお祈り申し上げます
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