ふたりでひっそり生きました
世間に背を向け生きました
貧しさだけしかないけれど
それでもふたりで生きました
嗚呼、人生は枯れすすき
歌っていただきましょう
さくらと一郎『昭和枯れすすき』
ギター演奏は
にゃびちゃんですっ☆(お前弾けないだろ
…
若い人は知らないだろうから
動画を貼り付けておこう
こういう小さな優しさが読者さんを増やすんじゃなかろうか(増えねぇわ
…
先日のジブリの大博覧会での事だ
入場を待つ場所の展示物がすごくて俺は一瞬で心を奪われた
そこは撮影OKと言う事だったので
何枚も何枚もそれを撮影してた
カミさんもあれこれと撮影している様子だった
大博覧会が終わって昼飯を食っている時
お互いが撮影した画像をあげたり貰ったりしたんだが
…
カミさんは展示物を夢中で撮影している俺の後ろ姿を撮っていた
その後ろ姿に俺はショックを受けたのだ
頭髪、地肌が見えている
ハゲ始めてるって事なん??
え?マジ??俺、ハゲたか??
…
…
…
我が名はハゲタカ!!東の果てよりこの地へ来た!!
そなた達は、抜け髪の森に住むと聞く古い髪か!!(涙目
…
『俺のハゲ撮らないでよ~』
『ハゲじゃないでしょ。これは「つむじ」でしょ』
『こんなデカいつむじがあるかよ』
『そうかな…』
見慣れているのかカミさんは普通の反応である
もう、俺なんか悲しくなって
ヤックルとお家に帰りたくなってるのに。
確かに美容院の店長にも毎回言っている
『俺、大丈夫?ハゲない??』
『大丈夫だ~にゃびは頭皮が柔らかいからハゲない~保証する~』
ハゲてくる人の頭皮は固くなるから分かるのだそうだ
『にゃびはハゲじゃなくて、髪の毛が細すぎるのだ~高校の頃からずっとでしょ』
…そう言われるとな
昔から俺は猫っ毛であるし、気にするほどのアレでもないのかな
…第二の職場
歯に衣着せぬ物言いをする同業他社の女の子(Yちゃん、21歳)が来る
昨日、事務所の中にYちゃんがいたので
俺はYちゃんが立っている前に椅子を置いて座って
『Yちゃん。正直に言えよ?俺、この辺、ハゲてないか?』
カミさんが撮影した写真の気になった部分を触って、この辺って言ったのだ
『え~?そこはありますよ?』
『何だよ「そこは」って。他が無いように聞こえるじゃんか』
『上の方は、ハゲって言うか地肌が見える感じ。この辺です。』
彼女は頭頂部を触って教えてくれた
えっ。カッパハゲになるんじゃないの俺。
『いや、ホントにハゲって言うよりも地肌が見えるってだけですよ』
俺はオールバックにするために整髪料をつけているから
細い髪と髪がくっ付いて地肌が見えるんだろう
そういう意味なんだろうきっと。
『Yちゃん。お前、俺のハゲ係に任命するからな。俺がハゲて来たと思ったらすぐに教えろよ』
『わかりました~』
…
何の契約!!
つむじの辺りが抜けました
ますます少なくなりました
貧しさだけの髪だけど
それでも更に抜けました
嗚呼、頭髪は枯れすすき
何とか生えてくんねぇかな
ギター演奏は涙目、赤目、カッパハゲ
にゃびちゃんですっ☆(うるせぇわ