ヒロルとは以前、ウチの会社に勤めていた
ちょっと変わった奴である
図体が大きくて、おバカで、エネゴリくんの実写版をお願いするなら
ヒロルしかいないというぐらいの感じである
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コレがおバカだったから逸話がたくさん残ってるんです
前にも何度かブログに書いてるので『ヒロル』で検索したら出てくると思う
さっき、小鉢クンと話していて思い出したヒロル話があって
思い出したら爆笑だったんだけども
…
お客さんで、前にもお世話になったお宅に行く事になった
そのお宅のご主人が、小汚い格好の人で
白髪だらけの無精髭を生やしていて
身体も声も大きくて
喋るときにデカい声で話すからうるさいのだ
そのお宅に行く事を最初に知らされてたのがヒロル
俺も小鉢クンもその人の苗字と住所を聞いてたので
『あ〜あの家の人だな』
って分かってたんだけど
ヒロルは自分だけが知ってると思っていて少し自慢げ。
『覚えてねぇっスか?あの白髪の髭の、声のデカいお爺さん』
俺も小鉢クンも分かってんのに
『え?どこよ。どんな声の人よ』
『ほら、インターの近くのボロアパートのジジイっスよ』
『え?誰?声、大きいってどんなよ。ちょっと分かるように本気でモノマネしてよ。』
『なんか、「あのよぉ!」って』
『いや、わかんない。本気の声の大きさでマネしてくれないとピンと来ない全然』
するとヒロルは息を大きく吸い込んで
『あのよぉ!』
って言って
その瞬間に俺と小鉢クンで
『うるせぇよ!』
って。
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そんで大爆笑。
…こういう事がほとんど無くなった
あの時は3人しか居なかったけど
ホント、バカやってばかりで面白かったなぁ。
仕事もそれなりに大変だったけど
楽しい事も多かった。
会社の駐車場で雪だるま作って
会社の車でそれに体当たりするとかね
もう、会社をナメてるよね
でも仕事はキチンとする
そういうメリハリ大事
…
しかし、いつも思うけど
こんな会社、他には無いんだろうなぁ
ちなみにヒロルを笑いながら懐かしむ事はあるのだが
会いたいかと言われたら
別に。なのである。