小鉢クンの休みの日は
鳩のオッサンと外食することが多い
基本、小鉢クンは昼飯代を節約しているので
100円前後のカップ麺と、100円前後のおかずを一品、そして菓子パンというメニュー
『外食行こうね』と何度か誘っているが
いざ、行くとなると
『えーーー』となって行かない
毎日カップラーメンじゃ飽きてくるので
まぁ仕方なく鳩のオッサンと行く事に…。
今日のランチは中華屋さん
中国とか台湾とかの人がやってるお店で
ボリュームがあって美味しいので
以前は割と行っていたお店だった
小鉢クンの節約モードに付き合って
ここ何年か行かなくなっていた
…しかし今日は小鉢クンが休みだし
久しぶりに行こうよ！ってんで2人で鳩のオッサンと2人で行ってきた
駐車場に車を止める
『え？やってますよね？？』と、鳩さん
『営業中って札が下がってるよ？』と、俺
たしかに何だか薄暗い感じ
看板もすっかり色褪せてしまってボロボロで
店内も何だか活気を感じない
車から降りた鳩のオッサンが入り口の扉を押す
『あ！やってる、やってる！』
ジミーちゃんか！
…
店内に入る
やっぱり薄暗い
奥の小上がりみたいな所の電気を消してるからだな…
『いらっしゃいませ〜』って声もない
以前は厨房に2〜3人いて
ウェイトレスの女性もいて賑わって活気があったのにな。
…んで、なんだか店内が臭いのだ
古い油の匂いがしてる
店内に染み付いてるの？？
えー何これ…ガッカリなんですけど
匂いに気づかないのか鳩のオッサンは
『空いてる〜ここにしますかぁ』
って座っちゃった
まぁ…仕方ないか。。。
ここに来たら俺は
油淋鶏定食一択なのだ
悩んだりしないし、メニューなんか見ない
…でも、超久しぶりに来たので
メニューから外れてたりしてと思って確認。
ある。やってる、やってる（お前もか
鳩のオッサンも同じメニューをオーダー
お腹も空いてたし
油淋鶏の上にニンニクとか生姜が乗ってて
美味しく食べたは食べたのだ
しかし店内に漂う匂いがなければなぁと
何度も思いながら食べたのだった
…
食べ終えて会社に戻ってきた
…
…
口の中が、あの店内の匂いになっとる
古い油が店内に染み付いてるんじゃなく
古い油で揚げたのか…
もうね、口の中が不快でたまらない
今までこんな事なかったのに
どうしちゃったのあの店…
ガッカリすぎるよ
…
二度と行かないリストに登録されました
残念ですが…もう。
結局、作ってくれた男性がレジ打ちまでして
人件費をカットしてやってるんだな…と思ったら
ウェイトレスの女性が出勤してきた
顔は覚えてるし、向こうも俺のことを覚えてくれてたようで
『こんにちは』と、挨拶はしてきた
…その女性に勝手に名前をつけて呼んでいたが
さよなら、モグ
もう、会う事は無くなりました
俺の定食のライスを昔話みたいにてんこ盛りにしてくれたこと忘れません
たどたどしい日本語で話しかけてくれた事も忘れません
ありがとう…モグ
最後少しモグの事に触れてみたけど
口の中が不快でたまらないわ
許し難いんだわコレ
キタナシュランに出られるお店のギトギトのテーブルを舐めたら
こんな感じなのかな
もう…どうしたら治るのかなコレ
…
ガッカリランチのダメージ
かなり大である
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