Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

シオカラトンボ

2006年07月11日 | TIPS
EOS 20D+EF70-200mm F4L
7月9日、半田山植物園にて

日曜日は通り雨の後、久しぶりに晴れ間が見えたので恒例の植物園へ(笑)
トンボが多かったので、主に虫撮りをしました。
このトンボは羽根の付け根に黒い斑紋があるので、多分オオシオカラトンボでしょう。

植物園でメインに使うのはEF70-200mm F4Lです。
一般にEF70-200mmで人気のあるのはF2.8だと思いますが、大きい・重い・高いと三拍子揃っています(笑)
私はフィールド内を歩き回って撮影するので、一段暗くても軽いほうが良いですね。
レンズ選びの本を調べるとこのレンズの評価は高いため購入しました。

実際に使ってみると解像度が高くコントラストの高い画像が得られます。
撮影倍率は0.21倍ですが、今日の写真のようにマクロ的な撮影も可能です。
背景のぼけ方もきれいで申し分ないですね。

但し、シャープに撮れる分ピント合わせは慎重に行う必要があります。
購入当初はAFだけでピント合わせをしていたので、シャープな画像が得られず不良品かと思ってしまいました(爆)
フルタイムマニュアルフォーカス(FMF)を使ってピントの微調整をすることでシャープな写真が撮れるようになりました。

FMFをご存知ない方のために説明しておきましょう。

シャッターを半押しするとカメラがAFエリアの被写体にピントを合わせます。
ここでピントが正しく合わない場合には、AFエリアを移動してシャッターを再度押すか、或いは、マニュアルフォーカス(MF)に切り替えて手動でピント合わせをする必要があります。
慣れないとシャッターチャンスを逃すかもしれませんね。

一方、FMFではピントがうまく合わない場合、シャッターを半押しした状態でフォーカスリングを回すとMFに切り替わりピントの微調整が出来ます。
言い換えればAFモードのままMFを使えるわけです。
FMFを初めて使ったときには便利さに感動しました(笑)

なお、FMFが可能となるのは、キヤノン、ニコン、シグマなどの超音波モーター内蔵のレンズに限られます。
(例えば、キヤノンではレンズ名の最後に「USM」、シグマでは「HSM」という文字が付けられています。
また、超音波モーター内蔵レンズでもFMF出来ない機種が一部ありますのでカタログ等で確認してください。)
それ以外のレンズで無理やりFMFを行おうとすると故障の原因となるのでご注意を。

マクロ撮影などシビアなピント調節が必要な場合や、野鳥撮影など素早く正確な操作が要求される場合、FMFは重宝しますよ。
なお、私はマクロ撮影時にはカメラの設定を変えていますが、それについては別の機会に(と引っ張る(笑))。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なーる (かんちゃん)
2006-07-11 07:12:20
なるほど



FMFなんて 知りませんでした。



トンボ・・・シャープに撮れてると思います。



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かんちゃん (パパール)
2006-07-11 19:30:26
かんちゃんの持ってるレンズはFMFが出来ないかもしれませんね。

少なくとも超音波モーター内蔵レンズはすべてFMF機構を搭載してもらいたいですね。
返信する

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