Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

カメラの設定を触りすぎて困ったらどうする?

2014年06月18日 | TIPS
初心者向けの写真教室を開催していると、参加者のカメラが次のような設定をされたり、症状が出ていることがありました

・静物写真を撮るのにコンティニュアスAFモード(動態撮影用)になっている

・写真の再生がおかしい
通常は左矢印キーで前の写真を表示するが、いきなり何十枚も前の写真が表示される

・ISO感度設定で「AUTO」を選べない

・ライブビュー撮影時に、任意の場所の拡大表示ができない

・ミラーレス一眼で、AFフレーム(測距点)を通常は画面の35分割から選べるのに、9分割からしか選べない

設定を簡単に戻せる場合がありますが、大部分はお手上げです
話を聞くと設定を触ったのだが、どこを触ったかわからなくなったということです

ところが、これはレアケースではなく、設定を触りすぎて困っている人は全体の1/3以上いました
(誤った設定をしている人は半分以上いるでしょう)

この方たちに共通しているのは

・写真が好きで様々な撮影に積極的に取り組む
・好奇心が旺盛で、研究熱心

撮影に興味を持っているので、ネットや取説を見て色んな設定を試みたけど、知識が不十分なこともあってうまくいかなかった
設定を戻さずさらに他の設定を変更するうちにカメラの動作がおかしくなった、という状況でしょう
一方この方たちは、撮影に対して前向きな姿勢を持っているので写真教室にも積極的に参加するため、結果として参加者の1/3以上占めることになったと思われます

このような状態になったら設定を初期状態に戻す(リセットする)のが、早道です
方法はメーカーやカメラの機種で異なりますが、

オリンパスOMD E-M5の場合


キヤノン kiss X6iの場合


これらの操作で解決します
(機種によっては、一部の設定はクリア出来ないようです)

興味を持って自分のカメラを触るのは良いことです
思いっきり触って、おかしくなったらリセットしましょう(笑)

※Facebookにこの記事をアップしたら、オリンパスE-M1のタッチパネルが反応しなくなった時にリセットしたら回復した、という書き込みをしてもらいました
動作がおかしくなったらリセットするのは有効な手段かもしれません

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