ミシンを新調しました。
はじめての、私のためだけの(笑)ミシンです*
母から譲られた、brother製の家庭用ミシンを使って、15年。
その前に母は20年ほど使っていましたので、30年オーバーの旧機でした。
それほどの時を経てもつつがなく動き、さほどの不満もありませんでしたが、ここ数年、下糸を巻く機能の接触が悪くて、その部分だけは毎回だましだまし使っていました。
…そんなとき。
母の、これまた古いロックミシンが派手な音を立てて壊れ、急きょ新調することに。
そのために少し遠方のミシン専門店に行くにあたり、ついでに私のミシンも新しくすることにしました。
選んだのは、JUKIの家庭用、CX3。
職業用ミシンも選択の範疇でしたので、ミシン屋さんを質問攻めにしつつ(笑)、試し縫いもたくさんさせていただきながら、メーカーや職業用・家庭用のこだわりなく、『私の縫いもの』にぴったりな機種を選別しました。
念願のワイドテーブルもつけて、幅の広いものも縫いやすく*
30年前のミシンとは異なる部分も多いので(苦笑)、細かな操作は、これから使いながら覚えます。
今回ミシンを新調するにあたり、はからずも自分の洋裁について深く考える機会を得ました。
今、何を縫いたいのか。
これから、何を縫っていきたいのか。
さらには、それらを誰のために? 何のために?
いままでお誘いいただいても、「私には向かない」と避けていたことにも改めて向き合い、自分はどうありたいのかをじっくり考えることができました。
そのうえで選んだミシンです。
お気に入りのソーイングルームで、15年前に母がプレゼントしてくれたロックミシン(3本糸の超シンプルなもの)とともに、また新たな洋裁の日々の相棒となってくれればいいな、と思っています*