このあたりでは桜でそこそこ有名な場所なのですけれど、ふもとでようやく一分咲き、山頂に至っては蕾は順調にふくらんでいるものの、ただの一輪も咲いておらず。
予定が立て込んでいる日々なので、おむすびだけのお弁当で(笑)ついでに気持ちばかりのお花見を…との目論見は、見事に外れてしまいました。
しかたがないので、他に居心地のよい場所を探そうと山に分け入ると。
突然、視界がカナリア色に…！
満開の山茱萸(サンシュユ)でした。
1本の高木から四方に枝が伸びていて、地面以外の視界すべてが花で覆われ。
花が細かいので写真では枝がくっきりと写ってしまっていますが、肉眼では1枚目の画像のように周囲がカナリア色に煙って見えました。
そのお向かいには、紅李(ベニスモモ)の木が。
（初見で何の木かわからなかったので、帰宅後に少ない知識を総動員して調べました・笑）
桜に似た愛らしい花を咲かせ始めていました。
うふふ* つぼみがぷくぷくで可愛い♡
これらの写真を撮ってから、早数日。
連日の初夏のような陽気に山の桜も動き出したようで、自宅から遠景で眺める山のあちらこちらに、ピンク色の塊が見えるようになりました。
この快晴続きと暑さだと、あっというまに散ってしまいそう。
まだ4月にもなっていないのに…！と、気持ちばかり焦る毎日です。
