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わが家から徒歩数分のところにある桜並木は、今年も薄桃色のトンネルになっていました*
何度見ても壮観なこの景色!
こどものころからずっと見ていますが、毎回歓声を上げずにはいられません。
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桜並木を抜けて隣の市に入れば、今度は街路樹として枝垂桜が植えられています。
ただ、この枝垂桜。
どれも相当な老木なので、近年幹の一部が枯れるものが多く出てきて、花数が極端に減ってきています。
ちょっと悲しい光景。
そのまま歩いて、この辺りでは最も歴史のある神社へおまいりを。
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ここでも枝垂桜が、静やかに咲いていました。
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ふかりとした苔の上に落ちるのは、冬の名残の藪椿。
にぎやかな春の様子も好きですが、こんな音のない景色にも惹かれます。
そんな散歩を満喫した昨日とは打って変わって、今日は春の嵐。
庭の樹々も風に揉まれて辛そうです。
並木の桜たちもすっかり散ってしまったことでしょう。
「来年もお花見散歩に行こうね」
家族とそう話しつつ、大きな雨粒が弾ける窓から外を眺めています。