一番の目的は、この慣れ親しんだ山のてっぺんにあるお墓におまいりに行くこと。
そして目的はもうひとつ。
大好きな里山散策！(笑)
ハギの花が咲き始めていました。
今年はずいぶんと遅めの開花です。
昨年に比べたら20日以上も遅い。
どうやら山の秋は、ゆるゆるとした進み具合のようです。
おみやげは、野の花束。
白いサワヒヨドリ
ヨウシュヤマゴボウ
イヌコウジュ（…たぶん。 シソ科の植物ってどれも似ていて判別に困る…）
ハナタデ
ヌスビトハギ
適当に摘み取って来て適当に投げ入れただけだけど、素朴で野性味もあって…とても好き*
この花たちに人工の灯りは似合わないので、天窓からの光が差し込む階段に置きました。
先の台風で、里山のあちこちで地滑りが起きていて、復旧工事の真っただ中でした。
山の中も倒木だらけで、泣きたくなるくらいに悲惨な景色で。
枝が折れてぶらさがったままのもの。
幹がねじれて裂け切れ、倒れたもの。
根こそぎ将棋倒しになった大木たち。
頂上にはふたつのゴルフ場やたくさんの墓地もあるので、ドライブウェイだけはどうにか通れるように仮復旧済みでしたけれど、数多あるハイキングコースのほとんどが未だ通行止め。
3歳からこの里山に登っていますが、こんな惨状を目にしたのは初めてです。
「…あまりにひどい」と絶句せずにはいられませんでした。
それと同規模の台風が、またやって来ているようです。
どうか山にも里にもこれ以上の被害が出ませんように。
みなさまもくれぐれもご安全にお過ごしください。
