parismaris's days*

クラシカルワンピース (長袖 @起毛コットンウール/コスモス)

さくら色のワンピースを作りました*






幼いころから、ピンク色とは縁がなかった私。

ビビッドな色からペールトーンまで、わりと何でも似合う肌色なのですけれど、身につけるものを買ったり作ってくれたりする母がシックな色好きということもあって、カラフルなものとはずっと無縁でした。

それが影響してか、自分で選ぶようになってからも、ピンク色は常に選択外。


…けれど。
髪に白いものが混じるようになると、なぜか気になる色となり。

ちょっとした小物から手にするようになりました。



そしてついに…縫ってしまいました(笑)

この生地を目にした瞬間、これで春物のワンピースを作りたい!と思ってしまって。

ピンク色の服なんて持っていないし、身につけた自分がどう見えるのかも分からなかったので、ものすごく迷ったのですけれど。

似合わなかったら部屋着にしちゃえ!と買ってしまいました。




うしろ。



生地は、ここ何点か続いているコットンウールです。

起毛素材なのでアイロンをかけるときにちょっと気を遣うのですけれど、ふわっふわの肌触りと発色のよさと、そしてお財布にやさしいお値段とに惹かれて(笑)、色違いで買い揃えています。


パターンは既製品。
ただし、私の体型に合うように補正をほどこした上で、縫製方法もレシピとは一部変えてあります。







今回のボタンは、むかし祖母が縫ってくれたこども服についていたもの。

紺色に極小のカラーネップが入ったウールツイードのワンピースだったのですが(とても気に入っていたので今でもよく憶えています*)、私が着て妹が着て…としているうちにクタクタとなり。
処分するときに母がボタンだけを残してくれていました。

それを思い出とともに縫い付けて*



――これを着て、お花見散歩に行こうかなぁと思っていたのですけれど。

できあがってみたら、ちょっと気持ちが慄いてしまって(笑)
まだ袖を通せずにいます。


もうちょっと見慣れてから着ることにします。

…どうか部屋着ゆきになりませんように!

コメント一覧

ぱりまり
けいさんへ*
ふふふ*
「いかにも春!」って感じの、うきうきしちゃう色ですよね*
それにつられて購入したのですけれど…似合うかどうかはまた別の話で(笑)
ここのところ連日雨なので、青空が帰ってきた日にでも袖を通してみようかなと思っています。 お天気にちからを借りて*

愛されて生きてきた…そうなのかしら。
自覚は何もないのですけれど、数々の思い出を糧に、今こうやってのほほんと生きていられるのがその証なのかも知れませんね。
家族に感謝しなくちゃ*
けい
見てるこっちが
http://blog.goo.ne.jp/keitan2004_2004
見ているわたしがうきうきしてしまいました!
なんて優しいピンク色なのでしょうか。
きっとお似合いだと思いますよ。春色、桜の下で映えるでしょうね。
そして思い出深いボタンを取り付けるときの気持ち、なんだかわたしまで微笑みたくなりそうな感じです。
愛されていたんだなあって。
周りの人たちに愛されて生きてきた、それが生活の中で浮き上がる、いつもここに来ると感じてしまいます。
今回も素敵なお話と共に素敵な手作り拝見できて嬉しかったです♪

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