大好きなスミレの模様の生地を手に入れたので、久しぶりに針を持って、洋服を縫いました*
もはや何着作ったか分からないほどお気に入りの、ローウェストのタックスカートワンピースです。
…ではありますが、今回は初めての試みとして、スミレ色の無地でパイピングコードを作り、襟元と袖口、そしてウエスト部分にアクセントを入れてみました。
結果、イメージ通りにできたとは思うのですけれど…縫う手間は倍で、面倒なことこの上ない!(苦笑)
丸いコードのキワをミシンで均等に縫うのが本当に難しくて、押さえ金を変えてみたり、ひたすらにしつけをしたりして、どうにか挟み込みました。
*うしろ*
生地は、コットン。
細番手のタイプライターです。
薄手で風合いも軽いのですが、織りの密度が高く、しなやかな中にほんのりとハリもあります。
なので、タックスカートのふんわり感がほどよく出るかなと思い、このパターンにしました。
地色は、クリームがかった淡いベージュ。
スミレの花以外にも、さまざまな春の花と思しきものが描かれています。
コロナ禍で外出機会が激減してからというもの、袖を通さずにシーズンを終える洋服がクローゼットに山積みで。
(新しく買い求めるのは部屋着ばかりで、ちょっと虚しい…)
それらを目にするにつけて、「あぁ、また今年もこれを着なかったなぁ…」などと思い溜息が出てしまって、どうにも服作りのモチベーションが上がらないままでいます。
それでも、生地との出会いは一期一会で、お手頃価格の気に入ったものを見つけた日には、このチャンスを逃すまじとばかりに買い求めるので、洋裁室の収納庫は今やパンク寸前。
…けれど、布地はどうやったって布地で。
そのままでは身に着けることも使うこともできないので、どうにかして形にしてゆかなければ…!と、いま本気で焦っています。
そろそろ半袖を縫い始める時季でもありますし、このGWは、晴耕雨読ならぬ晴耕雨『縫』で励みます…(*_*;