『Another Century's Episode 3 THE FINAL』
対応ハード : PS2
発売元 : バンダイナムコゲームズ
開発 : バンプレスト・フロムソフトウェア
発売日 : 2007/09/06
希望小売価格 : 7,329円(税込)
ジャンル : エースロボットアクション
プレイ人数 : 1~2人
CER0 : A(全年齢対象)
※長らく放置していましたが、シナリオクリアしてからのインプレッションです。シナリオクリアまでのプレイ時間は約13時間でした。
※プレイしたステージは約30種類。1周のみなので、ルート分岐で行ってないほうはプレイしていません。
※マルチプレイモードはプレイしていないので、この記事では評価しません。ご了承ください。
◆partygameの評価◆…81点
シリーズ通して見てみると、しっかりと成長が見られた作品
クリア後、改めて調べてみると、ちょうど2年前に発売・購入したタイトルだったんだ~と思い、わりとビックリ。まだ1年しか経っていないと思っていました(笑)
ちなみにプレイしなくなったのは、面白くなかったからでもなく、難しかったからでもありません。発売した頃が忙しかったというのもあり、本当にタイミングを失ったという感じで最近まで放置していました。なんか、今思えばもったいない気分です。
で…初心にかえったつもりで改めてプレイしてみましたが、やっぱり過去作と比べると、確実に進化しているな~とは思えました。
操作まわりとかそこそこ気持ちよく仕上がっていますし、やはり版権モノの作品としては、ミッション中のボイスが増えたのは大きいです。だらけることなく、常に臨場感を保ち続けられます。
ただし、これまでと同様、敵の倒し方は基本ワンパターンではあります。距離をつめて攻撃。相手の攻撃はだいたいユニットを狙ってくるので、緊急回避です。とはいえ、ミッション内容はただ敵を倒すだけのものばかりではないので、気は抜けません。私はノーマルレベルでも充分に楽しめました。(難易度は、イージー・ハードもあります)
使用できるユニットもかなり増え、なかなかクセのあるものもあったりして、乗ってみるだけでも面白いものです。ただ、前作もそうだったんですが、やっぱりブレンパワード系が強い…。単体能力でも、バリアを貼れるなど防御面が高いですし、サポート機にしちゃうと、メインユニットが一定時間ごとに体力回復という…。もうちょっとバランスよくいきましょうよ(笑)
ストーリーについては、相変わらず原作を知らずにプレイしているうえ、かなり放置してましたから正直あまり覚えていませんが…基本は端折られていると思います。とりあえず、最も重要な部分のみを取り出して、そこにオリジナルメンバーのストーリーを入れて、かなりオリジナリティのある形でまとめた…という感じでした。原作をあまり知らない私でも普通に面白かったですが、思い入れのある人はどう判断するんでしょうかね?とりあえず、ストーリーの再現度とかにはそこまで期待しないほうがいいです。
ちなみに、ラストはオリジナルキャラだったんですが、ユニットはオリジナルでないことにビックリ。あと、過去のステージでストーリーを充分引っ張っていたとはいえ、ちょっとアッサリしたラストではあったので、もう少しじらした見せ方でも良かったように思います。デモとか見たくない人は、どうせスキップするんでしょうから(笑)
シリーズとしては最終作となりましたが、今まで培ってきたものの集大成といった感じです。細かい不満点もなくはないですが、ロボットアクションゲームとしてはけっこう高いレベルのものに仕上がっているんじゃないかと思います。
今でしたら、価格も相当下がっていることでしょうから、苦手でなければ一見・一触の価値アリですよ。
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Another Century's Episode 3 THE FINAL ファーストインプレ(2007/09/06)
ACEシリーズでアルトアイゼンやヴァイスリッター等のバンプレストオリジナルも出してほしいという意見も出てますし。
ボーカルがあるのは確かに新鮮でしたね。最初はちょいと違和感でしたが慣れるとそうでもないですし、原作を知っている人はこちらのほうが思い入れがあっていいんでしょうね。
バンプレオリジナルについては、初代A.C.E.でゲシュペンストがオマケ程度に参戦していましたが…どうでしょうね?確かにアクションでアルトアイゼンを使ってみたい気はしますが…。(もちろん、接近戦一本で)