『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair(ハーモニー オブ ディスペアー)』
対応ハード : Xbox360(ダウンロード専用)
配信開始日 : 2010/08/04
配信価格 : 1,200ポイント(=約1,600円)
ジャンル : アクション
プレイ人数 : 1~6人(オフラインでは1人のみ)
CERO : B(12才以上対象)
備考 : 追加コンテンツ対応
◆-参考データ-------------------------◆
購入価格 : 600ポイント
※ゴールドメンバーシップ限定割引で購入
プレイ時間 : 約5時間
プレイ内容 : ノーマル全ステージクリア&ハードを数ステージクリア
※マルチでの協力プレイはしましたが、対戦プレイはしていません。
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●= 往年のアクションシリーズ、初のマルチプレイ =●
今作は、コナミの代表的なアクションゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズの作品です。
往年の2Dアクションスタイルを準拠しつつ、シリーズでは初となる最大6人での協力・対戦プレイが楽しめます。
評価は1回きりとさせていただきます。一応、一通りのステージはプレイしました。マルチプレイでの協力はわりと利用しましたが、対戦は利用していません。また、追加コンテンツ(有料)は利用していません。
あと、私はこのシリーズはほとんどプレイ経験ありません。(ファミコンミニで初代をプレイしたけど、あまり覚えていない…)
●= 概要 =●
基本的には、いわゆるスタンダードなスタイルの2Dアクションゲームです。
ステージのどこかにいるボスを倒し、出現した金の宝箱の中身を獲得するとステージクリアです。
体力が0になるか、制限時間が0になるとゲームオーバーです。
ステージクリアすれば、次のステージが遊べるようになります。
初期で用意されているのは全6ステージ。さらに、追加コンテンツとしていくつか他のステージも用意されています。
初期の6ステージを攻略すると、難易度「HARD」が出現し、同じようにステージ1から攻略していきます。HARDでは、敵の強さや一部の敵の配置が変わり、ギミックの動きも速くなります。
◆-- キャラクターについて --◆
初期では全5キャラクター。追加コンテンツでさらに6キャラクターほど存在します。
それぞれキャラクターごとに特徴があり、オールラウンダーなタイプもいれば、様々な魔法が使えるタイプもいたり。あるいは、特定のキャラクターしか行けない場所もあったりします。
◆-- 使える能力について --◆
まずは、通常攻撃。YボタンとXボタンの2つに武器を装備できます。(両手もちの武器だと1つしか装備できません)
キャラクターによっては、ここは変更できません。
各キャラクター固有の技もあります。
RBボタンは基本ガードですが、キャラクターによって微妙に対処方法が違ったりします。
また、Bボタンにも固有の技があります。タイプは本当に様々で、1つの固有技を使えるタイプもいれば、敵を倒して出現するアイテムを装備させることで能力を使えるタイプもいます。
他にも、アイテムの使用・スライディング・バックステップといった様々なアクションがあります。
◆-- 本について --◆
ステージ上には何箇所かに、本が立てかけられている場所があります。
RTボタンで調べると、準備画面を開くことができます。ステージ攻略中でありながら、装備の変更などができるわけです。ただし、時間は止まっていないので、メニューを開いている間に敵から攻撃されることも…?
●= マルチプレイについて =●
Xbox LIVEに接続して、最大6人で協力プレイと対戦プレイを楽しめます。(対戦はプレイしていないので、今回は協力プレイに重点を置いて説明します)
手順は従来のオンライン通信プレイと同様で、ルームを作成して他の人を待つか、他のルームへ参加します。
1人プレイと同様で、マルチプレイでもステージクリアすれば次のステージを遊べるようになります。
出現していないステージはプレイできません。
◆-- ゲームオーバーについて --◆
HPが0になるとその場所に墓が出現して、プレイヤーは「スケルトン状態」になります。
スケルトンという敵キャラと同じ行動しかできなくなりますが、HPが0になっても墓から復活します。全てのプレイヤーが「スケルトン状態」になるとゲームオーバーです。
また、マルチプレイでしか出現しない蘇生アイテムがあります。それを持っている人が「スケルトン状態」のプレイヤーに近づいてRTボタンで使用してあげると、そのプレイヤーが元通りに復活します。
◆-- 定型文について --◆
BACKボタン(他のコントローラでいうところのSELECTボタン)を押すと、9種類の定型文を選択して吹き出しメッセージを全員に送ることができます。
◆-- 宝箱について --◆
誰かが宝箱を獲得すると、全てのプレイヤーが宝箱の中身を獲得します。
ただし、獲得できるものは皆バラバラです。1人プレイでもそうですけどね。
◆-- デュアルクラッシュ --◆
マルチプレイでしか使用できない、合体攻撃です。
他のプレイヤーと接触している状態でRTボタンを押した後、一定時間内に相手側もRTボタンを押すことで、デュアルクラッシュを発動できます。
内容は、キャラクターの組み合わせによって異なるようです。
■== partygameの評価 ==■ … 80点(100点満点)
マルチプレイならではの面白さは構築できているかと思います
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
|-- ○ステージ全体がいつでも把握できる --|
右スティックを押し込むと、画面サイズが3段階で切り替わります。いわゆる普通のサイズにもなり、ステージ全体を映すこともできるわけです。
まあ、多少見えにくいのは仕方ありませんが…マルチプレイでどこに他のプレイヤーがいるかが把握できるので、便利です。ステージ全体が映せるのは、ハイスペックならでは!というところでしょうかね。
|-- ○協力プレイならではのステージ構成 --|
もちろん1人プレイでもクリアできるようにはなっているんですが、基本的には、序盤で分岐があって、一方が仕掛けを作動させることでもう一方の道が開かれる…的な構造になっていることが多いです。
ゆえに、マルチプレイの有用性が活きています。暗黙の了解という感じで、分岐ではそれぞれ半分くらいに分かれて行動。そして、ボス前で全員合流して一斉にタコ殴り、と(笑)
|-- ○マルチプレイの敷居が低い --|
Xbox360は、ボイスチャットなど比較的オープンなオンライン通信がメインになっており、なかなか日本人ユーザーにとっては抵抗のあるものです。
しかし今作は、会話は9種類の定型文(ありがとう、ごめん、了解など)しかありませんし、準備画面でもどのステージをプレイしたいかを要望するくらいしか出来ません。海外のユーザーとプレイしても同じことなので、かなり敷居は低いと思います。
最初はどんなものでもオンラインって抵抗あるかと思いますが、この作品ではむしろ積極的にオンラインに接続してもらいたいです。
知らないうちは他の人に付いていったり、それこそステージ全体を映しておいて他のプレイヤーの動きを観察すれば良いかと思います。アイテムもじゃんじゃん手に入りますし。HARDにでもならない限り、6人もいればクリアは簡単なので、別に1人くらい何もせずに観察していてもいいでしょう(笑)
|-- ○BGMが良い --|
ここは、このシリーズ作品のウリですね。
|-- △バランスが大味? --|
あくまで1人プレイを軸にして判断していますが、初期装備だとステージ1をクリアするのもなかなか難しいです。敵に与えるダメージは小さく、敵から受けるダメージは大きく。最初、ボスを倒すのに10分近くかかりましたよ…。
しかし、宝箱を開けていって偶然にも強力な武器を入手できれば、途端にラクになります。それが、ちょっと極端すぎる気がします。そこは、もう少しバランス良くできなかったのかな?とは思ってしまいました。
|-- △ステージ数が少ないけど… --|
初期では全6ステージ。正直ちょっと物足りない印象もありますが…ステージ1つ1つのステージ構成や、グラフィックの書き込みが良かったので、それならまあ納得かな?という感じです。それでも物足りないと感じる人は、追加コンテンツを購入しましょう。
せっかくなので敵の配置がある程度ランダムになっているとかがあれば、同じステージでも多少はアクセントが加わるようには思いましたが…どうでしょうか?
◆-- 総評 --◆
このシリーズ作品はほとんど未経験でしたが、アクションゲームとしては上々の出来です。基本、マルチプレイで楽しんでこその作品ですね。
経験者は細かいところが云々とかあるのかもしれませんが、グラフィックやBGMにはシリーズ作品らしさが表現できているとは思いまし、チマチマと何度もプレイしたい魅力はあるかと思います。
1人プレイでも楽しめますが、存分に楽しむならやはり、積極的にマルチプレイで楽しんで欲しいところです。
配信開始してだいぶ経つので、人はほとんどいませんが…数週間前にプライスダウンがあった影響からか、平日の夜につなげれば4~5個くらいひっかかることがありますし、昼につなげれば欧州のほうと繋がることも。こちらが昼の場合、あちらは夜ですからね。
しかし、こういうタイプの作品は配信当時が一番価値観が高く、時間が経つにつれてオンラインが過疎化してしまいますからね。今になって1200ポイントで購入するには、抵抗があるかもしれません。
私も、半額になったから購入したわけで。まあ…次のプライスダウンを待ったらいいんじゃないでしょうか?(苦笑)
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