『レイトン教授と魔神の笛』
対応ハード : DS
開発・発売元 : レベルファイブ
発売日 : 2009/11/26
希望小売価格 : 5,040円(税込)
ジャンル : ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー
プレイ人数 : 1人
通信機能 : ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
CERO : A(全年齢対象)
※シナリオクリア後、おまけの「レイトン教授のロンドンライフ」を少しプレイしてのインプレッションです。
※シナリオクリアまでのプレイ時間は9時間半でした。(解いたナゾは全体の6割)
※ロンドンライフのプレイ時間は、3時間ほどです。
●新たに発覚した内容について
◆連続正解すると…
5問以上連続で正解すると、正解時のアクションがちょっと変わります。以後、正解し続ければそのアクションが続きますが、途中で間違えると、また元々のアクションに戻っちゃいます。そんなにたいしたことではないものの、連続正解を目指したくなるきっかけにはなりそうです。
◆ねずみ捕りゲーム
ゲーム終盤のほうである人物に話しかけると、ねずみを捕まえるミニゲームを遊ぶことができます。
画面内に出てくるねずみをタッチして、たくさん捕まえましょう。マイナス点になるねずみもいるので注意!ハイスコアの他にトータルのスコアも記録されていき、一定数ごとに称号が変わったり、プレイできる制限時間が増えたりします。
◆その他、気になったこと
今回は、ひらめきコインが少し多めに獲得できた…ような気がします。まあ、増えて困るものではないですし、むしろどうしようもない場合のためのコインではあるので、それなら増えたほうが助かる人も多いでしょう。
「増えすぎるとヒントに頼りすぎて、自分で考えようとしなくなる」と思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、そもそもそういう人は自分で解くのが面倒くさくて、ストーリーだけ楽しみたいという人が多いわけで…だったら最低限のナゾだけ解いて進めばいいわけですから、特に気にする必要はないでしょう。
●「レイトン教授のロンドンライフ」
シナリオクリアすると、タイトル画面から選べるようになります。ゲームとしては、スローライフなRPG…といったところでしょうか?RPGというよりシミュレーションに近いように感じますが。
舞台となるのは、レイトン教授他、シリーズで登場した様々な人々が暮らしているロンドンの町です。ファミコンのような2Dドットのグラフィックが特徴です。
◆住人登録
まず、初めて遊ぶ時は住人登録をします。性別や髪型、初期の服装、誕生日、そして自分のとりえを1つ選択すると、登録完了です。
基本的な進め方としては、本人の自由です。最初はチュートリアルもかねていくつかのクエストを受けることになりますが、そこからは金を稼ごうが、人助けをしようが自由です。
◆ハッピーメーター
さて。重要なことがいくつかあります。お金はまあいいとしまして、他に「ハッピー」という幸せの度合いを示すメーターがあります。このメーターは、クエストで人助けをしたり、買い物をしたりすることで最大値が増えていきます。ただし、最大値が増えるのはメーターが満タンの時に限ります。
ハッピーメーターは、ギャングに脅されたり、コウモリに襲われたり、釣りや採取で失敗したりといったイヤなことが起こると、減ってしまいます。その時は、食べ物を食べたり、寝ることで回復しましょう。メーターが減った状態でハッピーを獲得しても、回復するだけで最大値は増えません。
なお、寝ることによってハッピーメーターが回復するだけでなく、時間帯も変わります。昼に寝ると夜に、夜に寝ると昼になります。また、新しい1日の初めには新聞が届き、メニュー画面で内容を確認することができます。主に、クエストの参考になるものです。
◆服装について
また、服装にもパラメータがあります。ハッピーメーターが減りにくくなる「C(クールさ)」、頼みごとをされやすくなる「I(インプレッション=印象)」、身だしなみのレベルを示す「F(フォーマル)」の、3つのパラメータがあります。
高級な店などに入るときは、Fメーターが一定以上ないといけません。
◆家具について
マイルームには、家具を購入して自由に置くことができますが、家具にもパラメータがあります。寝たときにハッピーの回復量が増える「R(リラックス)」と、もし同居者が来たときに気に入ってもらえる度数を示す「G(グレード)」の、2つのパラメータです。
同居者というのは…毎朝、たまに同居をお願いされることがあります。Gの数値が高ければ、住居を気に入ってもらえる可能性が高くなるそうです。ただし、何でもGが高ければいいわけではなく、組み合わせも重要になってくるそうです。同居者が男性なのに、ピンクに統一された部屋というのは…合わないですよね。そういうことです。
部屋が気に入らないと、同居者は早々に出ていってしまいますが、長いこと一緒に住んでいると…何かいいことがあるんでしょう。きっと。
まあ…そんな感じで、色々な人を助けて人気者になるもよし。無視してお金を稼ぐことに絞り、高いものを買ってハッピーになるもよし。ご自由に、と言う感じです。
なお、ある条件を満たすと、Wi-Fiコネクションによる通信機能や、すれちがい通信によるアイテム交換が使用できるようになります。Wi-Fiでは、フレンドコードを登録しあった後、自分のアバターのデータをアップロードすることで、お互いの町にお互いのアバターを行き来させることができるようです。
◆partygameの評価◆…85点(100点満点) 前回比…±0点
本編は安定 ロンドンライフは…暇つぶしにはいいかと
まあ、やはり安定した出来ですし、最後はきっちり感動ものになっています。物語の規模で言うと、1つの町での出来事ではあるので『最後の時間旅行』ほどのスケール感はないですが、まあそれでも迫力があったり感動があったりして、ストーリーは充分楽しめたと思います。
ナゾのレベルについては、やっぱりちょっと高めな気がしました。まあ、その分ひらめきコインも多めにあるっぽいので、どっこいどっこいでしょうかね?
クリア後のオマケである「ロンドンライフ」についてですが…まあ、基本はおつかいゲームの繰り返しでお金やハッピーを稼いで、家具や服を購入するという楽しみ方です。あるいは釣りをしたり、花を採取したりもできますが、失敗時のハッピーメーターの減り具合がけっこうあなどれない量で…油断はできません。
あと、今のところですが、ジャグリングがミニゲームとして遊べるのは発見しました。が、ミニゲームはそれくらいで…カジノもあるのに、カジノでできるのはハイ&ローゲームだけで、ミニゲームらしい凝ったものは遊べないようです。ちょっと残念。
まあ、暇つぶしにはいいんじゃないかと思いましたが、もう少し遊びたいと思える魅力が欲しかったです。まあ…とはいえ、とてもオマケとは思えないクオリティではありますけどね。
本編は安定した出来ですが、正直なことを言ってしまうと、飽きを感じ始めているのも事実なので…この度の三作部が終わった後にも続けるつもりなら、そろそろ大きな変化が欲しいところではあるな~と思いました。
ロンドンライフについても、まあベーシックな感じです。とはいえ、本当に作業ゲームにはなりそうなので、そういうのが根本的に嫌いな人は好かないと思います。あくまで、暇つぶしにどうぞ。
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※ストーリー内容など、ネタバレになるコメントはお控えください
私は、まだ です。
やっと、半分って 感じでしょうか?
ということで、今夜は 少し 進めて みたいと 思います。(*^▽^*)
まあ、今回はナゾを最低限だけ解いて進めたので、今までよりちょっと早かったかもしれません。
まあ、あせらずじっくり楽しまれると良いと思いますよ。