『スペースインベーダー エクストリームZ』
対応ハード : DSi(DSiウェア)
配信元 : タイトー
配信開始日 : 2009/11/04
販売価格 :500DSiポイント(=500円)
ジャンル : シューティング
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
容量 : 85ブロック
●クールなインベーダーが、DSiウェアに襲来
今作は、DSで発売された『スペースインベーダーエクストリーム2』を元にして制作された、簡易版タイトルです。
基本的なルールは元と変わらないので、そちらの公式サイトや私のインプレッション記事を参照ください。
●モード紹介
◆スコアアタック
自機がなくなるまで、ひたすらインベーダーを倒し続けてスコアを稼ぐモードです。
ゲームを進めていくとレベルが上がっていき、出てくるインベーダーの敵も強力になります。
◆タイムアタック
ボス撃破までのタイムを競うゲームです。もちろん、残機の概念はあるので、ボス撃破までに残機が0になると記録は残りません。
◆partygameの評価◆…76点(100点満点) ※元の作品の評価…79点
プレイ経験者なら「ああ、簡易版だな」って感じます
まあ、500円だということも分かっていますし、元の作品はそこそこプレミア化しているっぽい?ので入手がしにくいという意味でも、このタイトル自体の存在価値はそこそこ高いと思います。
ただ、元の作品をプレイしている人からすると、取って代わるものになるか?というと、そうでもなくて…ああ、まさに簡易版だなって感じる出来です。
モードが少ないのは別にいいとしましても、最初からボス撃破までの出てくる敵のパターンが、固定されているっぽいんですよね。スコアアタックではボスを撃破しても続くんですが、出てくるパターンは最初に戻る…みたいな。それを私はモロに感じてしまい、あまりプレイ意欲が湧かなかったわけです。(もちろん敵の種類はレベルによって変化するようですが)
まあ、500円で売るには、限りなく低コストで仕上げる必要があるので、そこは割り切ったんだと思います。それはもちろん分かっているんですけど、原作プレイユーザーにも、少しでもいいから新鮮に感じる何かが欲しかったかもしれません。…と言うのは、原作プレイユーザーのひがみでしかないですかね?(笑)
ということで、元々この作品の完成度の高さは実証済みなので、このシリーズ未体験のかたにはオススメです。逆に元の作品を持っている人は、買う意味がほとんどないと思ってください。
まあ、インベーダーとして素晴らしい進化を遂げた作品ではあるので、是非多くの人には触れてみてもらいたいですね。
関連記事:
『スペースインベーダー エクストリーム』 ファーストインプレッション(2008/03/16)
DS『スペースインベーダー エクストリーム2』 インプレッション(2009/04/11)